北海道Tour09 #3-4 2009/8/10 厚岸→上里

厚岸→(道道123・955)宮園町→(道道14)太田→(道道1128・
農道・町道他)東阿歴内→(道道221)塘路 (以上#3-1)
→(国道391・道道1060)下久著呂→(道道1052)中久著呂
→(国道274)ヌマオロ (以上#3-2)
→(道道53)弟子屈→(道道717)札友内
→(国道243)ウランコシ→(道道588)津別峠
→(ふるさと林道上里線)津別峠展望台
(以上#3-3)
→(ふるさと林道上里線)津別峠→(道道588・町道)上里
138km

暮れなずむ津別峠展望台 最高の景色を心に刻んでそろそろ撤収 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 ウランコシから津別峠経由で津別峠展望台へ 赤は本日の経路

 最後の坂をようやく登り切って、駐車場に着いたときは嬉しかった。16:30、展望台到着。

津別峠展望台から東側、知床方面を望む 赤は本日の経路

 今日の宿はこの津別峠を上里の谷間まで下りきってすぐのホテルフォレスターだ。つまり、下ってしまえばほぼ行程終了である。更に夕食は19時半とのこと、18時まで展望台にいても時間的には全く問題無い。むしろそれ以降になると、鹿の多い峠道で飛び出しが怖い、というぐらいのものだ。今日一日暑さでたっぷり苦しめてくれたこのお天気が、ここでは逆にこの大展望を楽しむための最高の演出になってくれている。何も気にすることなく、じっくり景色を楽しんでしまおう。

東側の展望 知床へ続く空 来て良かった RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 展望台の売店が営業していなかったのは少し残念だ。売店のおばさんにもお会いしたかったが、もう夕方なので仕方無い。でも、夕方な割には観光客は入れ替わりつつ2、3名は常駐している。普段だともうこの時間は誰もいないぐらいな印象があるので、今日は当たり日なのかも。

屈斜路湖 静かに暮れる中島 Canon NewF-1 FD80-200mm1:4.0L SL E100G

 展望台最上部は屋根が無く、半球状に空に向かって開けている。東は屈斜路湖の湖面、その向こうに摩周湖外輪山、そして知床の山々が遠くに続き、地平と空の淡いコントラストの中に消えて行く。今日は暑かっただけあり、その空の下の方がやや靄っぽいので、知床山脈も手前しか見えないようだが、やはり青空と空を映した屈斜路湖、過去最上級の津別峠の景色である。苦労して登った甲斐があった。▼津別峠展望台西側 展望240°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください

西側の展望 雄阿寒岳がすっくと聳える その奥に雌阿寒岳 大雪も余裕で見えた RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成
  津別峠展望台から西側、阿寒湖、大雪方面を望む 赤は本日の経路

 「あそこに登るんだ」と、女満別便で思ったのは2日前。その時のお祈りが効きすぎたのか天気的には問題無く、いや、問題なさ過ぎて多少問題があったものの、今年もいい津別峠訪問になっている。
 でも、まだ旅程3日目。いつも大体旅程の中盤でこの場所を訪れることが圧倒的に多かったので、この景色といつもの残り日程量が自分の中でリンクしてしまっていて、何だか今年の北海道ツーリングもいよいよ大詰めを迎えそうな気分である。いや、本当はまだようやく1/3が過ぎつつあるだけなのだ。

 西側の空には少し雲が出ているが、夕日の光で空が一杯になっている。

北見の山々 夕日の中で碧いシルエットに変わってゆく Canon NewF-1 FD80-200mm1:4.0L SL E100G

 明るい光の下に北見の山々が彼方へ続いてゆく。西側から南側は、近くの山々の森がやはり彼方へ続き、ひときわ高い雌阿寒岳、霞に消え入りそうな大雪山まで、夕日の中で碧いシルエットに変わりつつあった。

空の中、日がどんどん下がってゆく RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 ここ2年、朝の訪問が続いたこの津別峠展望台。夕方の景色もとても素晴らしい。▼津別峠展望台西側 展望220°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください

次第に影が碧くなってきた RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 一通り写真を撮って展望台から降り、展望広場の柵に座ってぼうっとしたり、その間に夕日はどんどん低くなり、眼下の景色はどんどん色を変えて行く。▼津別峠展望台西側 展望240°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください

展望広場から屈斜路湖を見下ろす RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成
再び展望台に さっきより影の部分が増えてきた 光も真っ赤っか RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成
西側も次第に碧い景色に 空の真ん中に真っ赤な夕日が RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 森を照らす日差しはより赤く、遠景の青いシルエットはより色が濃く、空の色も次第に濃く、そして空を映す湖面の色はどんどん冷たい紺色に。

もうすっかり夕暮れの中の景色 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 風も随分ひんやりし始めていた。下ってすぐの今日の宿では、涼しい夜の風に吹かれると有り難い。

夕焼けの雄阿寒岳 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 17:55、津別峠展望台発。

 いつものことだが、登りに苦労した分下りはあっと言う間だ。ふるさと林道起点の津別峠下にもあっけなく到着。

 そのまま続けて下り続ける。

 道は概略西向き、というより、夕日に向かってどんどん下って行く。

 山肌を下るに連れ道の周りの木々が高くなると、夕日の正面逆光は木漏れ陽になり、そして山肌トラバースが折り返し谷間に沿って下るようになると、周りは森になって、そうなっても、道の斜度はまだまだ厳しくなる。

 結局、熱中症手前で弱ってはいたものの、何とか何も諦めること無く今回も津別峠が終わったのだった。

 分岐からはそのまま「ホテルフォレスター 3km」の看板に従い、次第に薄暗くなる森の道へ。

 18:35、ホテルフォレスター到着。

厚岸から弟子屈、津別峠経由で上里へ 赤は本日の経路

 実はもうちょっとツーリングっぽい宿に泊まろうと思ったのだが、翌朝チミケップ湖へ向かいたいのと津別に宿が取れなかったのでこういうチョイスになった。まあ立地に興味はあったことに違いは無い。
 フロントバッグにサイドバッグを外すのまではいつもと同じなのだが、その後チェックイン手続き、その後は荷物を運んでもらって客室へ。一昨日昨日のとほ宿、旅館YHのイメージからはかなり違和感があるが、何しろホテルなのだ。実は値段も倍ぐらい違う。

 

 大浴場の温泉で汗を流した後は夕食へ。この夕食がまたゴージャスだ。刺身、生ハムサラダ、鶏の丸揚げにカニ雑炊、さすがに値段だけのことはある。品数が多いだけあり、ご飯をお代わりせずに完全に満腹に。普通のお客さんはまず食べきれない量だろう。

追記 2009/11/12 ホテルフォレスターは、何と11月1日付で営業休止とのこと。

記 2009/9/9

#4-1へ進む    #3-3へ戻る    北海道Tour09 indexへ    北海道Tour indexへ    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2019/8/1
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-9 Daisuke Takachi All rights reserved.