九鬼港→(県道574)九鬼→(国道311)二木島
(以上#2-1)
→(国道311)大泊→(国道42他)有井
(以上#2-2)
→(県道141)永田→(町道)相野口
(以下#2-4)
→(県道740)三和大橋→(県道780・国道169)日足
(以下#2-5)
→(県道44)鎌塚
111km
さて、この先のコースだが、希望的観測オプションだった県道52と絶景の瀞峡へ向かうとすると、その後串本へ向かうには自殺行為と言えるほど大回りになってしまうし、そうでなければ何かと既知の、しかも前回通ったばかりの道になってしまう。
ここは未済の、しかも地域としても訪れたことが無い、熊野市・新宮間内陸部の県道141へ向かうことにしよう。
熊野市から新宮への海岸部から少し内陸部へ入った辺りを、県道141は南下する。
最初は熊野市郊外らしくやや平地農村の趣漂う景色が続いたものの、すぐに紀伊半島の片田舎らしくのんびりした丘陵に道が続くようになった。
ツーリングマップル記載の通り、辺りにはミカン畑が多く、上市木、中立と南下するに従って次第に緑の中へ。
アップダウンのひとつひとつは厳しく、そしてまあ順当に時間と場所が対応しながらどんどん南下していったのだった。
永田からは祖谷野川沿いに河口へ下る。
川沿いの狭い平地に続く農村の中に続く道は、ここまで続いた県道141、畑の中ではあるがどこか幹線道路の表情漂う道より、やはり楽しい。
帰宅途中の学生が結構速く、一度追い抜いてから何と無く速度が似通っているためか、煽られるようにして熊野川との合流を目指す。
記 2009/5/17