私の好きな道 #7
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上川地方と紋別地方で上紋ということだと思います。道北エリアのやや南側、オホーツク沿岸から内陸へはいくつかルートがありますが、その中でも一番ボリュームがある、滝上から士別へ抜ける道道61の峠です。
峠区間のみならず滝上・士別の全区間に渡って道幅はかなり広く、路面もきわめて良好。斜度は最大7%、まあ道内の峠らしい比較的穏やかな峠です。しかし、滝上側も士別側もアプローチは非常に長く、滝上側の麓も、登り返しのある岩尾内湖岸等も、進んでも進んでも峠区間が始まらないという印象が特に強いでしょう。自転車ツーリングでは、あなどれないという以上の難所だと思います。
おまけに滝上から朝日村まで、30km以上に渡って自販機を含めて補給ポイントはありません。通行は天候を選び、十分な余裕を持ちたいところです。
見所は峠付近、空の下に拡がる広々とした山々。それとちょっと近寄りがたい雰囲気がある山間の人造湖、岩尾内湖です。また、滝上側、広い谷間の畑の風景も、穏やかで派手ではありませんが、いかにもこの辺りらしい静かな雰囲気で、とても魅力的です。
主な宿は滝上に「サクルー荘」があります。昔ながらの標準型家屋をそのまま使っていて、北海道フリークならぜひ一度は泊まっておきたい宿と言えます。
記 2006.1/24
走行記録
2008/8/15-1・2
2001/8/15