北海道Tour24#3 2024/7/15(月)
民宿地平線の根釧台地ベスト130km
×2/3-3

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

開陽→川北 (以上#3-1)
→中春別
(以上#3-2)
→豊岡
(以下#3-4) →根室中標津空港  95km  RIDE WITH GPS

ニューサイ写真 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 中春別で道道8を越え、コースは内陸方面へ進んでゆく。

 牧草地、牧場、カラマツの防風林と低めの広葉樹林。豊原の風景は、ここまで辿ってきた道道8の東側と各要素は一見同じではあっても、風景全体にもう少し内陸っぽいとしか言いようが無い、台地の雰囲気が漂い始める。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 象徴的なのが道の線形で、中標津中北部の直行グリッドではない。内陸を地形に沿って突き進み、一直線かと思えば時々かくっと折れ曲がり、また一直線に続いてゆく、別海風の線形に変わっている。

 開けた牧草地と空の縁に続く森に建つ物見塔が見え始めた。豊原の集落だ。

 9:55、豊原着。農道と農道の交差点に、西部劇みたいに牧場と元小学校らしい公民館、元校庭らしい広場が集まっている。
 公民館には自販機がある。この広い広い根釧台地を旅する者にとって特筆すべき施設であり、この豊原を人の営みが何だか懐かしく嬉しい象徴的な風景にしてくれている。130kmコースの、石川さんの優しい心遣いを気付かされる豊原の自販機。130kmを訪問するということであれば、やはり表敬訪問せざるを得ない。

 豊原の交差点を西へ。

  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 少し西に進んだ農道と道道831の交差点は、130kmコースが南側で8の字を描く交差点だ。
 本来の130kmコースは、この先は別海町に差し掛かる内陸部。果てしなく漠々寂々とした広がりに、突き放されるような寂しさすら感じられる、130kmコースハイライトの32kmだ。しかしここで折り返すと一気に距離がお手頃な、空港までの半日お手軽コースになってしまうところも、130kmコースの奥深さである。
 今日はここで折り返すことにしている。このパターン、2018年に続いて2回目だ。またやることになるのかもしれない。

 出発から60km。コースは2/3を過ぎたここから北に向かい始める。空港へ向かい始めるとも言える。

 しばらく平坦な台地上に道が続いた後、福山で国道272と交差。三角形の一辺をショートカットする国道272を通らずに、農道の二辺をわざわざ経由してゆく。「なるべく国道を通らない」根釧台地コースのコンセプトが感じられる、印象的な区間だ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 ただ、一旦国道272を越えて少し北側に進んだ辺りに茂みのような浅い谷があり、そこに何か野生動物が潜んでいそうな気はしないでもない。

 再び国道272と交差する豊岡には、部落会館と高さ20m以上はありそうな鉄骨物見塔が建っている。周辺には牧場もある。こぢんまりと人里っぽい雰囲気ながらややハードボイルドな雰囲気も漂い、良くも悪くも釧路からの幹線道路である国道272沿いの集落らしさを感じさせる。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 ここには集落そのものの雰囲気以外に、少し北に130kmコース随一の展望ポイントがある。丘の防風林を抜けると、谷に向かって下り始める牧草地の向こうに、根釧台地北側の知床山脈まで一気に視界が拡がるのだ。ただただ平坦な台地上だったここまでの地形に比べ、急に意識される山々の風景と開放感が際立っている。130kmコースを民宿地平線発着で全部こなして通るときには、コースもいよいよ後半であることを意識させてくれる風景だ。今日みたいに別海内陸まで行かずに中標津空港終着で通るときは、この景色を眺める気分が少し違い、「もう残りあと何kmだろう」などと少し寂しいニュアンスが混じってしまう。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

記 2024/10/26

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Last Update 2025/2/16
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