3156 北海道Tour20#3-3 2020/8/8(土)開陽→札友内

北海道Tour20#3-3
2020/8/8(土)開陽→札友内

開陽→開陽台 (以上#3-1)
→養老牛
(以上#3-2)
→西春別宮園町
(以下#3-4) →泉川
(以下#3-5) →札友内

95km  RYDE WITH GPS

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 8:45、養老牛発。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
北海道Tour20#3 2020/8/8(土)開陽→札友内 北海道標津郡中標津町養老牛・川上郡標茶町中虹別町界 道道885にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 道道897からGPSトラック通りに南へ。
 虹別から計根別を南下してゆくこの辺りは既知の道が多い。今日のコースはその狭間、未済経路を選びに選んでいる。

北海道Tour20#3 2020/8/8(土)開陽→札友内 北海道川上郡標茶町虹別原野にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
 
北海道Tour20#3 2020/8/8(土)開陽→札友内 北海道川上郡標茶町虹別原野にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 一直線道路を行けども行けども広々と牧草地、その縁に防風林、時々牧場農家が道沿いだったり牧草地区画の奥だったりして過ぎてゆく。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 道が下り始めたのと風向きが追い風気味の横風に変わったお陰で、進むことがおそろしく楽になった。脚をくるっと回すとあっという間に30km/hオーバー、ここまでの重い足取りがまるで他人の脚取りのように1区画、2区画とびゅんびゅん後ろに去ってゆく。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 それに2区画も下ると、空の雲が切れ始めて急に晴れ、一気に風景の表情ががらっと明るく鮮やかに変わってしまった。多分これが朝から晴れの天気予報通りなんだろう。

北海道Tour20#3 2020/8/8(土)開陽→札友内 北海道野付郡別海町本別にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 いつも通り、山沿い1本道を外れるとこういうことになるのだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 大分下っても僅かながら下り基調は続いていた。ほんの僅かでも下りなら、自転車はすいすい絶好調なのである。更にかなり強い追い風アシストが後押しし、好調ペースに輪を掛けていた。どちらも自分で力を使っているわけではない。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 
北海道Tour20#3 2020/8/8(土)開陽→札友内 北海道野付郡別海町西春別宮園町にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 裏付けの無い好調さは、行程感覚というものを私から奪いつつあった。まあこういうありがたい機会は滅多に無い。帰りはこの道と並行な道の折り返しになるので、この追い風がもろに向かい風になることだけ忘れなければ、あまり深入りすることも無いだろう、多分。だから目安として11時までに行けるところまで行って、11時ちょうどに問答無用で折り返そうと思っていた。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 10:30、西春別宮園町着。宮園町着といっても、去年雨宿りした国道243沿いの市街地から大分東に入り込んだ単なる交差点である。何か市街地っぽいような施設は無く、今時風箱もの公共施設っぽい農協の出荷施設だけが交差点近くに建っていた。
 宮園町の地名に、根釧台地を横断する国道243の位置を思い浮かべ、ここまできたのか、11時までにもう少し行けるね。などと思いながら交差点を通過して2〜300m。あそこでボトルの水を補給できるかもしれない、更に自販機ぐらいあるに違いないと思い始めた。この先自販機処か牧場農家も滅多に現れないだろう。うー、じゃ戻るなら今だね。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 と思って引き返し始めると、身体が重い、動きが遅い。まさか風がこれ程強いとは。もう笑っちゃう程風が強いのだった。そしてやっとこさ出荷施設に戻っても、自販機と屋外給水栓は無く、水を補給することはできなかった。
 気が付くと、雲が消えた空から陽差しが照りつけ、照り返しとの上下攻撃でもう暑い暑い。現実に引き戻されたような気がした。ここらで地図を再確認、帰り道のボリュームを補正することにした。
 行程としては折り返し想定地点に向けてかなり進んでいる。しかし、あと30分で計画折り返し地点に辿り着けるかどうかはビミョーだ。それより風とともに盛大に揺れる広葉樹や茂みを眺めるにつけ、向かい風の区間を増やすのは避けたい気持ちが強まっていた。いや、帰り道のことを考えないようにしていたのだ。
 あまり深入りせず、ここらで戻ったほうがいいかもしれない。当初は11時折り返しじゃなくて10時半とか思ってたのだ。少々考えてみて、あまり悩まずこの辺で折り返すことにした。

記 2020/11/3

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Last Update 2021/3/2
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