北海道Tour19#11
2019/9/20(金)旭川空港→朱鞠内湖-2

旭川空港→旭川 (以上#11-1)
→江丹別
(以下#11-3) →幌加内
(以下#11-4) →朱鞠内湖
 105km  RIDE WITH GPS

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 
 

 10:50、蜂屋発。雨はすっかり止み路面が乾き始め、青空と陽差しが現れ始めていた。これなら旭川から先に進んでも悪くない、ようには思えた。

 既に旭川到着から1時間が経ちつつあった。更に石狩川サイクリングロードまで、道がわからないというよりは、セイコーマートに寄ったり常盤公園でちょっと迷走したりではあったものの、思いの他時間が掛かった。

 石狩川へ出て、あとは土手の自転車道を道道915まで進むだけと思っていたら、近文の南で河川開閉施設設置の通行止めが登場。支流の橋そのものを一時撤去して、河川施設を造っているようなのだった。この段階で当初予定していた道道915ではなく、北回りの鷹栖経由で丘を一つ越えて江丹別に向かうしかなくなった。予め知っていれば、さっきの常盤公園から北上して、ずっと近道だったはず。

 その後、最短経路のつもりで入り込んだ近文駅南側に、函館本線を渡る踏切が無いことに気付くのに時間が掛かり、函館本線を渡るのに跨線橋担ぎとなってしまった。旭岡のセブンイレブンに辿りついた段階で11:20過ぎ。結局、GPSトラック無しだと旭川通過に1時間半近くも掛かってしまったことになる。うだうだしているうちに、旭川から名寄か深川へ向かい、朱鞠内湖までバス輪行するには手遅れになってしまっていた。そして日没は17時過ぎ。あと5時間で自走で朱鞠内湖まで行かなければならない。過去実績だとだいたい4時間強だったのではあるが、それだと雨宿りは時間に含まれていない。

 着々と脚を進めていかねば。まずは地形図頼りに旭岡の新興住宅地、地形図に載ってない新道でやはり地形図に無い高速道路をくぐり、鷹栖町で周囲の現実が地形図に復帰。

 山裾田んぼグリッドをじぐざぐに北上、道道72を目指す。行く手の共和方面の空中が霞んでいる。この先ろくな事が無さそうだ。旭川市内までのお気楽状態から、急に過酷なツーリングになってきたような気がした。おやじ人生もそういうものかもしれない。

  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 道道72は2002年以来17年振り。100m足らずの小さな丘が鷹栖町界、というより再び旭川市に戻ってきた。位置は確実に先に進んでいるし、この先で経由する江丹別が旭川市であることも、江丹別峠が旭川市・幌加内町境であることも知っている。しかし、何だか全く進んでいないような気にもなるというものだ。

 共和からはいつもの私的幌加内・江丹別コース、それでももう2014年以来5年振りの道道72。曲がりくねる谷を遡り、谷間が開けて農村が拡がるともう江丹別峠下の町、江丹別中央のすぐ手前だ。

 ここで遂に前方が霞み始めた。どうせ途中で降るだろうと思っていたので、来るぞ、と覚悟してそのまま進むと、あっけないほどすぐ本降りの雨になった。江丹別中央はもうすぐ先だ。農協か学校か、どこかに雨宿りできそうな庇があるだろう。頼む、どこかで雨宿りさせてくれ。

 

 12:30、江丹別中央着。案の上、まず農協に軒下で雨宿りぐらいはできそうな庇と自販機を発見。少し向こうに小中学校もあった。しかし何より、農協の庇の少し先に蕎麦屋を発見してしまった。江丹別の蕎麦屋には過去に2〜3度訪れたことがあるので、蕎麦屋があることはわかっていた。軒は50cmぐらいではあるものの、何とか最低限濡れていないぐらいの空間がある。時間も良すぎるし。旭川でラーメンを食べたので、江丹別でまたもや蕎麦を食べるとは思っていなかったものの、まずは何も考えずにお店へ。江丹別に寄ろうと思ってコースを組んでも、実際には寄れない年だってあったのだ。今日は有り難く再会の機会を大切にしよう。
 蕎麦処で有名な江丹別だけあり、店内には意外にお客さんがいてびっくり。とりあえず席だけ確保、暖かいたぬきそば\620を注文し、店の外で雨具を脱ぐ。蕎麦はしっかりした蕎麦で大変美味しかった。

記 2020/1/27

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Last Update 2020/2/29
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