五島列島Tour19#2
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道が下りきった若ノ浦からは、最後の登り返しが始まる間伏郷まで、ここまでの10%基調アップダウンが嘘のように、ほぼ平坦に海岸際の道が続く。
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道は平坦だが地形そのものは海岸から急激に切り立っていて、入り江の奥にだけ民家が数軒貼り付いているような漁村がある。断崖の山間を屈曲する道も、貼り付くようにひたすら海岸際を進む道も、海上に切り立つ地形を反映しているだ。などと考えながら、山中の坂道だったこれまでの道から打って変わって快調ペースで進んでゆく。
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榊ノ浦で、湾の奥に深く入り込んだ入り江、漁港を眺め、しばし脚を停める。
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曇っていても海の色は充分に神秘的だし、水面のこちらや向こう、島の切り立った岸を覆う緑は濃厚だ。もう少し陽が出ていたらこういう色彩は想像できない程鮮やかな色になるのだろう。
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いや、これはこれで旅先での風景との出会いなのだ。今の時間を大切に、眺めておこう。
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この辺り、岸辺と海が複雑に入り組んでいて、道の向きや見える岸辺との位置関係が全くわからなくなる。遠くに見えていた行く手も、気が付くと全く別の方向に見えていたり、快調ペースのつもりで結構走っているのにさっぱり行く手の集落に近づかなかったり。
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湾の奥、間伏郷では、若松越えへ道が分岐してゆく。もう若松が近いのだ。こちらは岬を乗り越える最後の60m登りへ。
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乳母石ヶ浦の集落から峠を越える手前、谷底の土井ノ浦港へ下る坂に建つ土井ノ浦教会に立寄ってみた。教会から、4日後に戻って来る予定の土井ノ浦港をちらっと見下ろしてみる。
旅程後半、ここから福江島に戻る日が来るのだ。海岸部へ向かって急降下する狭い谷。地形図によると中通島の港の多くはこういう地形である。そしてこの後訪れる中通島の随所に、ここ以上の切り立った地形が一杯あるはずだ。
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そのまま下ると再び海岸際へ降り、湾の内側の神部へ到着。もう若松近くまで戻って来ただけあって、比較的民家が多い賑やかな集落だ。17:30、神部「民宿つるや」着。
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木造2階建て、2方向避難完備の大きな宿だ。食事がとにかくたっぷりで美味しい。部屋や設備もいい。
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天気予報で4/30と5/1だった雨と曇りが、早まっているようだ。晴れ予報の今日4/28が曇りで明日4/29は雨、明後日4/30も雨後曇り。その後は晴れで6日夕方、私が東京に着く頃から雨となるとのこと。まあ、連休中なのにこれだけ晴れるのだから、相変わらず有り難い状況であることに変わりはない。
ただ、明日雨なら、予定の行程は短縮せざるを得ない。この際、有川かその手前まで船で行っちゃおうと思いついた。近くの若松港か土井ノ浦港から何とかならないかと思って調べてみると、若松港朝7:30発で郷ノ首まで高速船のニューたいようがある。郷ノ首だとやや近い。青方辺りまで言って欲しいようにも思われるものの、有り難いことに変わりはない。しかし、ニューたいようは高速船であり、電話確認で自転車積載を断られた九州商船のように、同じく自転車を断られる可能性がある(数日後、ニューたいようにはタラップから自転車を載せられることを2月初旬に電話確認していたことを思い出した)。また、これに乗るために6時に朝食を食べ始めておきたい。
正直、そこまでして船に乗る距離でもないな、という気もする。明日の天気の推移に期待して、走るつもりでいよう。
記 2019/5/22
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