若松→小河原
(以下#若松島1-2)
→若ノ浦
(以下#若松島1-3)
→神部
28km
RIDE WITH GPS
![]() |
|
福江から奈留と同じく、奈留から若松へも50分。その間、ツーレポメモ、昼寝で居眠りと忙しい。居眠りも10分だろうと思って意識を失うと、ちゃんと10分で自動的に目が覚める高地タイマーが、こういう時には有り難い。
気が付くと、もう若松大橋が見え始めていた。「空から日本を眺めてみよう+」で「五島列島随一の絶景なんじゃ」とくもじいも言っていた橋である。
生憎の曇りで薄暗く、海の色もやや冴えないものの、若松瀬戸の海上に浮かぶ島を渡る白いトラス橋は、まさしく自然と人工物が融合した景観である。
![]() |
![]() |
![]() |
14:40、若松着。船の車両通行用タラップが下がって岸への道が繋がり、ターミナルビルも経由せずすぐに走り出せる。今日2度目のフェリーからの上陸、輪行と全く違うお手軽さが大変愉快だ。
GPSトラック通りの進行方向に何か商店ぐらいあるだろうと思っていたら、何も無いままに漁村の奥へ行ってしまった。
![]() |
![]() |
|
![]() |
漁村の奥から既に高度を上げ始めている県道169までは、ルートラボで選んだ旧道っぽい道を経由する。ところが実際の道は道路から砂利敷きの駐車場に入り込み、駐車場の奥から公営住宅みたいな建物の裏手へ、更に唐突に20%を軽く越えそうな激坂に変わった。
![]() |
![]() |
![]() |
いつも千葉や茨城でルートラボで選んだ道が農家の庭先に入り込んだり廃道に突入するので驚きはしない。しかしコンクリート舗装の細道で前輪が不安定に浮く。早々に押しに切り替えることにした。
![]() |
||
![]() |
30mぐらい登って合流した県道169も、まあ当然のように10%基調である。今日はせいぜい最高160m程度と解っちゃいるし、もうあまり驚きもしない。単にゆっくり登ればいいのだ。それにまだ疲れていない。
![]() |
![]() |
![]() |
基本的に森の中、道はどんどん登ってゆく。もともと厚い曇りで薄暗いのが、森の中なので更に薄暗い。時々海がちらっと見え、どんなところを走っているか解るものの、空が開け始めると時々水滴が感じられた。
![]() |
||
![]() |
途中分岐してゆく、龍観山展望台への訪問は、やめておくことにした。所詮曇り、なるべく早く宿に着ける方がいいだろう。この際、予定コースのGPSトラックには入れてある、行き止まりの道を海岸へ降りるピストン区間は、もうやめてしまえ。
![]() |
![]() |
![]() |
90mまで登って神ノ浦で海岸の漁村まで下り、再び75mまで登り返し、男鹿ノ浦の上手へ。
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
見えない入り江には、地形図に漁村が描かれていたはず。形図で海岸と道が近いのでもうすこし下ると思っていたら、標高50mぐらいの場所を通過していた。あまり下りすぎずに助かった。とともに、断崖の凄い切り立ち方にびっくり。実際の漁村が実際にどうなっているのかわからない。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
この辺りで、道に「林道鬼ヶ原線」との碑が現れた。確かルートラボの地図でも、色つき県道がどこかから白い道に変わっていたと思う。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
![]() |
再び100m近くまで登り返し、小河原の小さな集落の中を下り始める。
![]() |
||
![]() |
畑や民家が現れるとともに道端の森が切れて海側が開け、海上に中通島と、車海老の丸い生け簀が浮かんでいるのが見えはじめた。曇り空はますます濃く、遠景は霞み始めている。
![]() |
||
![]() |
記 2019/5/22