五島列島Tour19#2
2019/4/28(日)
奈留島 泊→泊-3

泊→汐池 (以上#2奈留島-1)
→矢神→水ノ浦→夏井
(以上#2奈留島-2)
→皺ノ浦→泊
52km  ルートラボ

夏井から皺ノ浦経由で江上へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 夏井から道はまた登り始める。

 

 稜線越えではなく標高50mちょっとの奈留島最長の遠命寺トンネルまでではあっても、県道だろうがトンネル登りだろうがいきなり10%登りが始まるのは、ここまでのどの道とも変わらない。もはや奈留島での坂道の決まりみたいなものだ。

 トンネルを抜けてやや寂しい集落の江上へ下り、まずは海岸沿いを北上。奈留島西岸を大串郷皺ノ浦へピストン往復しておく。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 北岸との間の陸地がくびれている西江上では、向こう岸との間に、ダムを下から見上げるような高い堤防が見えた。どういう目的の構造物なのかはわからない。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
五島列島Tour19#2 2019/4/28(日)奈留島 長崎県五島市奈留町大串郷皺ノ浦 大串湾 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 皺ノ浦の漁村と静かな海を眺めて、西岸を奈留へ戻るとする。いよいよ奈留島コースの最終段階だ。

東風泊から水ノ浦経由で奈留高校へ 赤は本日の経路

 12:05、江上着。江上天主堂の看板はさっき遠命寺トンネルから下って来た時に見つけてはいたのだが、江上天主堂が何かを私は理解していないために私には教会っぽい建物が目に入らず、そのうち教会があるだろうと思って皺ノ浦方面へ進んでいた。そして当然、教会は皺の浦まで現れなかったのだった。

五島列島Tour19#2 2019/4/28(日)奈留島 長崎県五島市奈留町大串郷江上 江上天主堂 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 江上天主堂は、遠命寺トンネルが西岸へ降りた場所のすぐ南側だった。木造の小さな教会は住民がきびなご漁で貯めた資金で、住民が切り開いた山裾に建てられたとのこと。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 茂みの森手前の小さい駐車場には、さっき奈留の外れで商店のおばさんが教えてくれたようなバスは影も形も無く、教会には管理人の方もいなくて今日は中には入れないようだった。
 まあいい。静かに佇む建物に会えただけでも楽しかった。

 海岸沿いに進んだ小田から、奈留の手前の宿輪まで一登り。

 最高地点は87mではあるものの、やはり毎度の如く斜度は10%以上基準だ。つくづく奈留島は海岸際と山越え登りのパートの違いが極端に分かれている。

五島列島Tour19#2 2019/4/28(日)奈留島 長崎県五島市奈留町大串郷木河原 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 途中、崖下に降りてゆく分岐があり、鋼製フェンスの門扉が閉まっていた。往路のフェリーオーシャンで教えてもらった、遠命寺トンネル掘削時の残土置場だった。山盛りの土が木立の向こうにちらちら見えた。

 

 宿輪の湾から海岸を田尻へ。天気が冴えないので、その先の立岩・鈴ノ浦へのピストン往復、同じく奈留へ戻ってからの浦向ピストン往復はもう省略することにした。海岸や漁村はこの後8日間、厭きるほど見ることができるだろう。その時間、昼食を落ちついて食べればいい。

 田尻から奈留へ60mぐらい、最後のひと登り。途中、丘のてっぺんに学校らしき建物が見えた。さっき相ノ浦湾から奈留を回り込んだときには見かけなかった、奈留高校かもしれないと思った。丘を登ってみると、見えた建物は奈留高校ではなく小中高一貫校の一つ奈留中学校だったが、その隣に奈留高校はあった。

 奈留高校では松任谷由実が荒井由実時代に書いた「瞳を閉じて」が愛唱歌になっているとのこと。「瞳を閉じて」はNHKアーカイブズのかつてのテーマ曲であり、奈留高校の生徒さんが荒井由実に曲を作ってもらうまでの話もNHKアーカイブズで紹介されていた。「空から日本を見てみよう+」で思い出したこの話は有名らしく、私が予習もせずにいろいろな方に教えていただいて、江上天主堂や奈留高校を訪問できるのは、大変分不相応に恵まれていることと言える。

 奈留高校はやはりというか、さすが奈留島の学校だけあって20%は軽く超えそうなとんでもない坂の上に門がある。しかし門の中は完全に平坦で、開いていた門のすぐ近くに歌碑はあった。荒井由実直筆とのこと、読みやすいいい字で歌詞が描かれていた。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 12:45、奈留着。
 さっきフェリーオーシャンで教えて貰った「もり食堂」を、路上のおばさんに道順を聞いて訪ねてみた。注文したのはちゃんぽん大盛り800円。東京で食べる某チェーンのちゃんぽんよりさりげなくちゃんぽんらしいというか、いや、あちらはあちらでチャンポンのイメージを凝縮して昇華しているというかさすが顧客満足度No.1というか、とにかくちゃんぽんを食べてお腹いっぱいになれ、奈留島での〆として大変満足できた。

泊から水ノ浦経由で泊へ 赤は本日の経路

 13:15、奈留ターミナル着。30分も早着できたので浦向ピストン往復ぐらいできるとも思ったものの、もう昼食を食べてしまったし、空はますます暗くなっていたので、じたばたせずにしばし休憩することにした。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 大きな汽笛を鳴らして、13:45前にフェリーオーシャンがやって来た。フェリーオーシャン、私が奈留島を回っている間に、中通島の若松港、福江港を1往復しているのだ。五島を巡る船の中でも、働き者である。

奈留島からフェリーオーシャンで若松へ 赤は本日の経路

 13:50、奈留島発。朝福江で自転車を船体にロープ固定してくれた係員の方が、またもや自転車を固定してくれた。

記 2019/5/22

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Last Update 2019/7/1
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