厚岸→(道道123)火散布
(以上#2-1)
→(道道599)茶内→(農道他)浜中→(町道・農道)円朱別西
→(道道123)上風連
(以上#2-2)
→(新酪農道他)計根別→(道道13・505)養老牛
(以上#2-3)
→(道道150)開陽
152km
RIDE WITH GPS
15:00、養老牛着。
いつものながかわ商店で自販機休憩とする。コーヒーを飲みながら、改めて拡がる牧草地を眺めてみると、養老牛の交差点が高台の縁にあることを実感する。そして今日は根釧台地の山裾に辿り着いて、濃かった雲の高度が相対的に下がってきていた。何だかあまり感慨に浸って景色を眺め回す気はしない。
そそくさと出発すると、旭新養老牛、北進と、相変わらず山裾方面は雲の中だった。この道の大きな魅力の一つが、北側に続く山々の姿なのに。
そして北進から先、雲は霧に変わった。地上に寒気がどかっと座っていて、ぶわっと身体を包む。霧粒が当たり、衣服と自転車を濡らし始めていた。たまらず雨具を着込む。
俣落で見上げる展望台方面は、やはり雲の中。こちらから展望台が見えない以上、展望台からも景色は全く見えないだろう。
さっきから何となく今日の開陽台はやめとこうと思っていたものの、現実を目の当たりにし、ようやく諦めが付いた気がした。
15:50、民宿地平線着。まさかの15時台到着だ。まあそりゃそうだ、朝6時発で峠無しというと、本来200km行程で余裕で18時前に着けるはずだ。
同じ部屋のバイクの方ももう到着していたので、夕食前に早々に町営温泉へ。食前なので中札内地鶏は自粛、これだけがやや残念だ。ゆっくり入って戻って来ると、宿の廻りはもうすっかり霧が濃くなってきていた。
宿主の石川さんによると、一昨日までの中標津は最高気温34℃。人も牛もぐったりしていたそうだ。天気はあいにくの曇りのように思えるが、いや、34℃では日中走ることができない。
明日はいよいよ根釧台地202kmの再訪だ。去年間違ってしまってトータルで200kmに達しなかった後半泉川の正規ルートを、今回こそ正しく辿るのである。天気は終日曇りの予報、去年のように雨に悩まされることはないだろう。食後はそそくさと就寝、まだ19時台。これなら9時間寝ることができる。
記 2015/10/25
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