天塩→(開拓農道町道浜更岸線他)啓明
→(道道119)佐久
(以上#8-1)
→(国道40)音威子府→(村道他)咲来
→(道道220)歌登
(以上#8-2)
→(道道120他)仁宇布
(以下#8-4)
トロッコ王国美深
144km
RIDE WITH GPS
12:30、歌登発。
空を覆う低めの雲にはあまりすかっとしたニュアンスが無く、これから志美宇丹、上徳志別と道道120のハイライトに向かうに当たり、やや残念な傾向だ。
まあ晴天の道道120は2日前に十分味わったし、とりあえず雨じゃないのが大変有り難い。
志美宇丹ではしばし旧道を迂回してみる。
集落の北側から現在の道道120の東側を回り込み、旧小中学校の脇を通って、集会場の近くで道道120に合流するこの道。
迂回という程の回り道ではなく、こちらを通っていると、初めて来たときから数回はこちらの旧道を通っていたことを思い出す。
そういえばこの道も、始めて通ったのは2000年。もう15年経ってしまった。
上徳志別を過ぎて大曲の谷間に入ると、頭上の雲はますます低くなってきた。
全体的に道北の天気は曇り基調。昨夜が雨だと、山間にまだ雲が残っていても何の不思議も無い。
それにしても、今日の道道120では、すぐに雨が降り始めそうな空が続いている。
変な風も吹いてきて、明るいのに空気中に水滴を感じる時もある。
天の川トンネルを抜けて隣の谷に移っても、空模様は一向に変わらない。
更に西尾峠の手前辺りから風が強くなり、辺りは更に暗くなり始めた。谷間反対側の低山は、既に裾近くまで雲の中だ。風雲急である。
こうなると流石の山奥、平地の人間にはまるでこれから嵐が来るような、かなりの迫力が感じられる。早く峠を越えてしまいたい。
雨がぱらぱら降ってきたところで、西尾峠を何とか通過。
峠のすぐ向こうで、厚い雲の間に青空が現れ始めた。
ぱらついてきた水滴は収まって辺りが明るくなり、何とかひと安心。こういう場合に、峠の向こうだろうが実は雨が弱まらないこともあるが、今回は助かったようだった。
仁宇布の盆地に降りてくると、もう雲は高くなって雨の心配は全く無い。
▼動画1分48秒 仁宇布到着
拡がった牧草地を下りながら、何とか仁宇布に着けた、音威子府で自走を決めて良かった、と嬉しくて仕方が無い。下方修正の1日でも何でも、何だか今回最大の山場を越えたような気がしていた。
記 2015/3/15
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