北海道Tour13#9
2013/8/16 抜海→仁宇布-2

抜海→(輪行)
音威子府

(以上#9-1)
→(村道他)咲来
→(道道220)歌登
(以下#9-3)
→(道道120)上徳志別
(以下#9-4)
→(道道120・農道)仁宇布

82.3km  RIDE WITH GPS

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 10:00、音威子府発。

音威子府から咲来峠経由で歌登へ 赤は本日の経路

 まずは国道から降りて、去年バスに乗って通った天塩川沿いの農道へ。こちらを通らないと、大型車の高速走行にうんざりしながら国道40を登って下ってになる。こちらは天塩川の土手から畑の中を咲来の集落へ向かう、あくまでほぼ平坦な、細くて車がほとんど通らないとても静かな走りやすい道だ。こういう横道が国道40の途中には何カ所かある。高速道路並行区間では以前に比べて国道40自体の交通量も少なくなっているし、一度天塩川の谷間で音威子府から美深とか名寄辺りまで走り直してみるのも悪くないと思っている。事実今回、検討していた。

 天気のいい路上でそんなことを考えながら、木陰や土手の茂みに続く細道を辿ると、咲来の集落から道の名前が唐突に道道220に変わる。

 そして集落外れで道道220は東へ方向を変えるとともに幅が拡がって曲がりなりにも道道っぽくなり、国道40を渡って咲来峠への上りが始まるのである。

 10:15、咲来発。

 森の取付部から開けて牧草地に進んでいくと、もうすっかり天気はなかなか夏らしいいい晴れになっていた。

青空に緑 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 空の青さは濃く、白い細切れの雲は、まだ多めで低いが次々と流れている。元気な夏雲が何か悪さをしそうな気配は全く無い。

 

 陽差しが出ると路面は一気に暑く、つらさを感じるほど。立ち止まって牧草地の写真でも撮っていると、適度な雲が陽差しを隠してくれる。こちらに戻ってきて良かった。
 10:45、咲来峠着。峠のすぐ向こうで見渡せる、歌登へ下ってゆく広がりも、もうすっかり夏空の下だった。森の緑も青々と勢いがいい。

咲来峠の少し下 オホーツクへ続く空 RICOH GR GR18.3mm1:2.8
咲来峠から本幌別経由で歌登へ 赤は本日の経路

 本幌別の牧草地の中、歌登まで標高差140mを20km、ほぼ均等な下り。

 ここへ来て風も追い風、軽く脚をくるくる回すと、草や森や山影、様々な緑が通り過ぎてゆく。こういう快調な日もあるのだ。

 まあ歌登で道の方向が120°変わるので、風向きも向かい風になる可能性はある。あまり有頂天にもなれない。

歌登まで周囲は牧草地と森ばかり1時間続く RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 11:35、歌登着。

 

 さっきの目論見通りセイコーマートで豚丼を食べながら、結局昨日に引き続き、またもや歌登でのんびりしていることが何だか可笑しい。いや、予定通り走れていれば、昨日も今日ももともと歌登は通る予定だったので、歌登に来ていること自体は可笑しくない。  今年の天気の、過去経験したことが無い異常っぷりのせいで、結局道東でも道北でも似たような真ん中がすっぽり抜けた輪行の旅になってしまっている。下方修正を悔やんでも仕方無いが、事前のイメージと全然違う状態なのと、今回前半の標茶に何度も訪れたのを道北まで来て再現されていることがちょっと自虐的な可笑しさにつながっているのだ。
 まあでも今日あと半分、そして明日。天気が良ければ、そこで楽しめることをありがたく目一杯楽しむだけだ。今日は目の前の風景を楽しみながら、余裕の行程で仁宇布へ向かおう。仁宇布には早めの時間に着けるだろうから、風呂で汗を流して、食堂で生クラシックでも飲んで牧草地を眺めよう。

記 2014/2/1

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Last Update 2020/3/20
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