北海道Tour13#4
2013/8/11 札友内→置戸-2

札友内→(国道243)ウランコシ
→(道道588・ふるさと林道上里線)津別峠展望台
(以上#4-1)
→(道道588)津別
(以下#4-3) →(国道240)本岐
→(道道494)チミケップ湖町営キャンプ場
(以下#4-4) →(道道494)大谷→(道道986他)境野
→(道道50・農道他)置戸
 116km  RIDE WITH GPS

雲の中の展望台 まあ今年らしいかもしれない RICOH GR GR18.3mm1:2.8 ウランコシから津別峠展望台経由で上里へ 赤は本日の経路

 9:15、津別峠展望台着。

雲の中から時々濃い青空が見えるので諦められない(笑) PENTAX K-5 SIGMA10-20mm1:3.5EXDC HSM

 展望台に登っても、激坂に一杯一杯になっている間に、いつの間にかさっきまでの明るさは収まって、雲は灰色に変わっていた。青空が見え始めていたさっきと比べて、明らかに雲は増えていた。というより、高速で次から次へと雲が押し寄せて、その辺に溜まっているのであった。

 辺りはもはや霧で真っ白、目をこらそうが心の目で眺めようが、10mぐらい向こうには断固不透明な灰色の雲があるだけで、視界はそれで終わり。あっけないものだ。強い風も大変肌寒い。風に乗って時々水滴もやって来る。まあ雨と言うほどではないのだが。そうかと思うと、時々青空も現れる。

展望台周辺に暗く寒い霧が押し寄せる RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 展望台でちゃちゃっと写真を撮った後は、昨日セイコーマートで買っておいたおにぎりやクロワッサンを食べ、その後は身体が冷えそうなので屋内で一休み。やはり蕎麦屋も売店も営業していない。それどころか、どうも今年営業した形跡が見あたらない。何だか寂しいが、まあとても採算などと呼べるほどの客が見込めるとも思えないし、仕方無いことなのかもしれない。
 霧しか見えない展望台には、まあ寂しくない程度に訪問客が切れることが無い。皆さん15分〜20分ぐらい展望台やら下の広場で佇んで、帰って行くのと入れ替わりに次の車がやって来る。幼い子が「ちょうちょがいっぱい」と言っているが、親に言わせると「きゃー、それガよ、なんでこんなにいるの!?きゃー」ということで、何とも微笑ましい。

 10:10、展望台発。

ウランコシから津別峠展望台経由で上里へ 赤は本日の経路

 さっきインナーローで登ってきた景色が、面白いように次々と過ぎてゆくのは毎度のこと。下り始めてすぐ、忘れ物してるとしんどいぞ、と思ってフロントバッグに手を突っ込んでみるのも毎度のこと。

 峠を過ぎると多少斜度は緩くなるが、やはりそこは津別峠、緩急ある下りで当たり前のようにすぐに高度が下がる。

 見下ろしていた山々はすぐに正面に、そして更に見上げる位置へ、谷底の森へと急降下。

 そして気が付くと、周りは明らかに屈斜路湖岸より暑さを感じるようになっていた。こんなに曇りの日なのに。

 谷底へ下りきって峠区間が終了、カラマツの森の比較的緩い下りを、軽く脚を動かす程度でどんどん下ってゆく。

上里から美都経由で津別へ 赤は本日の経路

 これも毎度の事だが、しばらく下るうち両側の山の間は少しづつ拡がって、やがて道ばたに牧草地が現れ、畑が狭い谷間に拡がって農家がまばらに登場。更に谷間が拡がって上里から美都へ降りると、辺りはすっかり田園地帯。

 その辺りから、空の雲が切れ、青空が広がり始めた。気温もどんどん上がり始めているが、まだ危険を感じるような暑さではないのが有り難い。道東から北見へやってきたことを感じるが、今日は熱中症の心配をする必要はないだろう。

   

 11:05、津別着。下りは津別峠展望台から1時間。覚えておこう。しかし登りは確か3時間ぐらいかかったはず。
 展望台で長居したので、早いお昼にしてもおかしくない時間である。幸い津別にはHotChef付きのセイコーマートがあり、津別の先もう少なくともチミケップ湖を下りきるまでコンビニは無い。なら是非とも、というより津別で食いだめする必要がある。

 

 町中のセイコーマートへ向かう途中、通り沿いに洒落た木造の平屋建て多目的施設「さんさん館」を発見。そう言えば、確か去年津別に泊まった時、夕食後のセイコーマート買い出しでこんな施設ができていたことを発見していたことを思い出した。食堂も併設されていて、そうだそうだと思って覗くと、「野菜カレー」の文字が見えた。その途端、頭の中が地元産の野菜で一杯の美味しそうなカレーの映像で一杯になってしまった。こういう地産の食べ物に、私は極端に弱いのである。それにここ2年の懸案事項、セイコーマートの豚丼は、一昨日目出度く修了している。
 というわけで、野菜カレーを普通盛りで注文。外は、特に町中の通りは日陰が全く無く、かなり暑い。こういう状況では、大森のご飯はちょっとつらいものがある。一方でここで一杯食べておく必要はある。相反する必要条件だったが、出てきたカレーはやや大盛り気味。しかも野菜たっぷりで美味しく、全ての条件を満たしてくれたのは大変有り難かった。

 

 店を出ると空にはまたもや雲が拡がっていたが、もう先へ進むしか無い。セイコーマートにも立ち寄って、パンなどを補給。こういうときには問題無く豚丼があるのが悩ましい。

記 2014/1/20

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Last Update 2020/3/20
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