滝上→(道道137)西興部
(以上#6-1)
→(国道239)下川→(道道60)上幌内
(以下#6-3)
→(道道49)仁宇布→(道道120)歌登
(以下#6-4)
→(道道12)小頓別→(国道275)音威子府
→(国道40他)中川
211km
RIDE WITH GPS
西興部からは国道239で下川へ。この道、名寄・興部と、比較的幹線道路っぽい経路なので、何となく交通量が多いんじゃあないかという先入観があるが、毎回交通量が意外に少ない。国道毛嫌いの私でも、比較的安心して通れる道だ。いや、比較的というより、なかなかいいというのが毎回の実感だ。
特に今日のように朝は更に車がいなくて、晴れた光に照らされた明るい谷間の牧草地、畑、そして周囲の山々が明るく鮮やか、なかなか感動的だ。
僅かな登り基調でがくんとペースが下がるのは、この道毎度のこと。情けないが、私的にはあまり珍しい現象でもない。しかも今日は向かい風がかなり強い。嫌になるぐらい強い。これもこの道でよくある現象だ。
奧興部を過ぎると、毎回楽しみな拳骨山のごつごつしたシルエットとともに、今は亡き名寄本線撮影での1982年の訪問を鮮明に思い出す。のんびりと開けた景色の中、比較的ロングショット気味に列車と景色を撮れる撮影ポイントを探して、線路から離れ気味に歩き回ったかつての記憶,景色の面影を思い出すのは、とても楽しいことだ。
谷間が一気に狭くなり、森の狭間が国道239と旧名寄本線だけになってしまう天北峠も、その先の一の橋への下りも、いつもの通り旧名寄本線の風景を思い出させてくれる。国道239、使いやすいだけでなくなかなかいい道だ。
しかし本来下りに乗じて行程を稼ぎたいこの下りで、やはり向かい風であまりペースは上がらない。
特に一の橋で谷間が拡がってから、二の橋、三の橋と続く下川への10kmほどがやきもきする。
仕方無い、私の駆動力なんてこんなもんなのだ。
9:35下川着。このコース毎度の休憩ポイントセイコーマート立ち寄り後、焦って給水もせずに出発してしまい、サンルダム新道分岐辺りで谷間の農家に水を頂く。
いつの間にか日差しは高く、かなり厳しく感じられるようになってきていた。
山間の新道を進んでゆくと、サンルダムの工事は思ったより着々と進んでいるのがわかる。
今年はまだ新道の延伸は無かったものの、新道区間から旧道へ降りてから現れる大きな橋が架かり、上流部の新道への分岐がはっきりわかる状態でできあがっていたのが、目新しい。
もしかしたら来年はここまで新道に切り替わるかもしれない。
▼動画1分1秒 サンル牧場 牧草地と草原、森の中を幌内越峠へ
着々とサンル牧場の間を遡上、峠まで最後の原生林を眺め、幌内越峠を通過。
記 2013/1/3
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