旭→(県道16他)谷口→(剣山スーパー林道)旭丸峠
(以上#2-1)
→(剣山スーパー林道)ファガスの森高城
(以上#2-2)
→(剣山スーパー林道)川成峠
(以上#2-3)
→(剣山スーパー林道)日奈田峠
(以下#2-5)
→(剣山スーパー林道)平→(国道195)木頭出原
104km
RIDE WITH GPS
その後も稜線近く、早春直前ぐらいの標高1100〜1400mに、当野石峠、日奈田峠とアップダウンが続いた。
その一つ一つは、屈曲する山肌を谷へ下って、尾根へ登り返して巻いてゆくパターンである。
どうせ同じぐらいの標高でアップダウンを繰り返すのなら、道を平坦に作ればいいんじゃあないかとも思うのだが、全国の林道でこういうのはよく見かけるような気もする。
▼展望180° 画像上でマウスをドラッグしてください
道の周囲は、さっきの稜線北側ほど荒涼とはしていない。が、豪快な切り通しやも含めて岩場の小崩落が多い。
所々、大崩落の痕跡なのか、ぴらぴらくちゃくちゃになって道の脇へ丸まったり垂れ下がっているガードレールもみられる。
その道の外側、上下と遠方には周囲の山々で構成される大空間が拡がり、その向こうにはまた山が続く。
巨大な山々の塊に大空間、そして山肌に張り付いて屈曲する道。大自然に細々と無駄に抗う人工物というようなものを見る思いがする。
それは、大自然のまっただ中に造ることで、全国に反対運動を巻き起こしたスーパー林道全体の現状を象徴しているように思えた。
記 2011/5/11