四国Tour11#1-1 2011/4/29 高松空港→旭

高松空港→(県道45・国道193)岩崎→(市道他)鹿庭
→(県道148)広野
(以下#1-2) →(県道148・国道377)力石→(市道・
国道377他)槇川→(林道南丘線・国道377)長野→(市道)相栗
→(県道2他)城山→(国道192)広畑
(以下#1-3) →(市道)敷地→(県道240・国道192)木留
→(県道20・21)一ノ宮→(県道208・国道439・県道203)夷山
→(県道209)金谷→(県道33他)西分→(県道212・16)横瀬
(以下#1-4) →(県道16他)旭
 130km  RIDE WITH GPS

ニューサイ写真 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 8:50、高松空港の外に降り立つと、日差しはかなり厳しいのに、意外にも涼しい。フロントバッグからフリースを着込む有様である。四国は東京よりだいぶ南じゃあなかったのか、とも思う。
 過去2度訪れている高松空港は、徳島県境の山々の裾から讃岐平野を見下ろす高台にある。4月上旬から週末3回分ツーリングに出ていないだけで、見渡す景色はがらっと変わり、薄く淡い色から濃く鮮やかな色の新緑で、畑も山肌も視界いっぱいに覆い尽くされているのを実感する。

 9:30、高松空港発。
 まずは山裾と平地の境を、なるべく細道や裏道を繋いでしばらく東へ。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 瓦屋根に白壁、石垣が特徴的な農家や、青々とした麦畑、そしての中を、低山や道ばたの林の色とりどりの新緑の中を、細道や裏道を綱渡りのようにつなげていく。

 集落には菜の花や八重桜を始め、花がいっぱい。春爛漫の景色である。
▼動画39秒 讃岐平野の山裾

 予めルートラボで計画したコースをGPSに入れてあるので、現地で地図を見てコースを確認する必要がほとんど無い。しかし、コースを考えるのは間違い無く自分なので、初めての道でも景色だけ楽しみつつ、大体イメージ通りのサイクリングができる。最近よくやるパターンである。

 時々大きな池が現れる。讃岐平野名物の溜め池だろう。そのうちの一つ、城池では少し土手に乗り上げて公園が登場。ここで少し休憩とし、公園事務所県食堂で水を戴いて、ようやく当面の不安が無くなった。何か食べていきたい気もするが、まだ10時台。

 ため池の間を縫うように、道は時にアップダウンを伴い、平野の農村と山の境界や、新緑のトンネルを行ったり来たりしながら少しずつ東へ進んでゆく。

 鹿庭で県道148へ乗り換え、いよいよ南下開始となる。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 道はおもむろに登り始めるが、斜度はかなり緩めで、これは以前登った相栗峠への道と共通する特徴だ。

 新緑の森や竹藪の中を登ってゆくと、しかし、すぐに讃岐平野の展望がちらちら見え始めた。

 途中の花折の集落で、おじいさんに「おう、久しぶり」と声を掛けられた。誰か記憶の中の人と間違えられたのだと思うが、何だか県境の山々の神様に声を掛けられたようで、ちょっと嬉しい気にもなった。

記 2011/5/8

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Last Update 2020/3/20
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