厚岸→(道道123・955)宮園町→(道道14)大別
→(道道813)西円
(以上#4-1)
→(農道他)トライベツ→(道道813・農道他)上風連
(以上#4-2)
→(農道・道道928他)矢臼別→(町道・道道362他)
計根別→(道道775)上標津→(農道)養老牛
(以上#4-3)
→(道道150他)開陽台→(町道)開陽
142km
RIDE WITH GPS
戻ってくるのも道道150。知床山地を背景とした牧草地に、山裾の1本道が続く。
下手には時々根釧台地が拡がり、そうでなくても牧草地と防風林が適度な空間の広がりの中に断続して、大好きな景色である。
▼動画58秒 道道150 旭新養老牛
しかし、走っていると自然に養老牛から旭新養老牛、北進へとどんどん移動してしまう。俣落までひと下りしたら、もう開陽台への分岐に到着してしまった。
ここから登り返し100mである。しかも開陽台手前では10%以上の激坂だ。まあ時間はたっぷりある。
16:00、開陽台着。
まずは展望台へ。去年食べられなかったソフトを食べるチャンスを見逃すわけには行かない。売店でとりあえずバニラを1本。ソフト片手に、次はいよいよ屋上へ。
一気に270°の展望が拡がった。眼下に緑の大地が拡がり、彼方へと続いて行く。今日は拡がる大地と地平線を線対称に、重い雲の板で空が覆われている。伸びやかというより、やや重厚なニュアンスを纏ったテクスチュアの大地は、しかしながらどういう天気でも何度見ても感動的だ。
しかし、昨日あれだけ広さをもてあましかけていた新超広角レンズが、ズームリングを見直すほど狭い。やはり開陽台の、大地と空が一体になった広さは、ただごとではないのである。
▼動画1分30秒 開陽台展望台から展望360°
そろそろ暗くなり始めたところで、16:50、開陽台発。
そのままだだっと一気に下ってしまい、17:00、開陽「民宿地平線」着。
同宿のライダーが一人いるようで、自転車は屋外に、シートを掛けていただくことになった。夜から明日へ雨っぽいような予報が出ているが、まあこれなら安心だろう。
夕食後は例によって中標津町中の温泉へ。出発の段階で、早くも雨が降り始めた。明日の行程はどうなるのか、ちょっと微妙な雰囲気になってきた。一応明日も開陽台には寄る予定ではあるものの、この分だと寄れるかどうかわからない。さっき開陽台に行っておいて良かった。
温泉ではお風呂の他に、個人的に重要なミッションがある。併設の食堂で去年も食べた、中札内地鶏の唐揚げである。一人で食べるにはかなり量が多いのだが、今日はこの唐揚げ対策で、夕食を少しセーブ気味にして万全の体制だ。まあしかし、やっぱり中ジョッキ2本と一緒だと、腹がたぷんたぷんに一杯になってしまったのは去年と同じ。
記 2011/11/26
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