下居辺→(町道・道道496)居辺大橋→(町道・道道134)勇足
→(国道242)本別→(国道392)釧勝峠
(以上#2-1)
釧勝峠→(国道392)白糠
(以上#2-2)
→(国道38他)大楽毛→(国道240)新野
→(道道952・666)中仁々志別→(道道243他)中幌呂
→(道道829)鶴居
(以上#2-3)
→(村道)下久著呂→(道道1060他)塘路
179km
RIDE WITH GPS
15:35、鶴居着。
鶴居にはセイコーマートがあったのを覚えていた。今日最後のセイコーマートだったが、ここまでけっこう自販機で休憩もしているし、何となくそのまま通過してしまった。しかし、ここでセイコーマートに立ち寄っていなかったのを、翌日かなり後悔させられることになった。
鶴居からは村道へ乗り換えて下久著呂へ。
下久著呂からは近年よく使う道道1060。丘陵裾野の牧草地、原野の森を辿る静かな細道だ。
もう雲一杯の空は薄暗くなり始めていて、丘陵裾野の森の中はひんやり冷たい。あの十勝のうんざりするような暑さから何とか逃げ切れたのだ。これでひと安心だ。
16:30、コッタロ湿原展望台着。もう宿まで10kmも無いが、宿の夕食には18時に着けばいい。空は曇り気味、少し薄暗ささえ漂うが、ここは是非とも展望台で釧路湿原を眺めていこう。
少しだけ丘陵を登る展望台からの釧路湿原は、もはや雲が重めに空を覆い尽くしているものの、素晴らしいとしか言いようが無い。
ひんやり涼しい風に吹かれてその広がりに浸っていると、何と足下の、曇り空を映してやや金属光沢っぽい重い色の沼に、丹頂鶴が登場した。冬の釧路湿原の代名詞みたいなこの鶴、過去の冬の訪問でも特に見物に行ったことは無かったし、確かお目に掛かるのは初めてだと思う。
17:00、コッタロ湿原展望台発。この先は宿までもう少しだが、道道1060はそのまま釧路湿原へ突入、道はダートに変わってそのまま湿原を横断する。
ダートの路面は大変埃っぽく、車が通る度に目が痛くて難儀する。目をぱちぱちしたり薄目で流し気味に路面の穴ぼこや石を避けてはみるものの、目に入った埃の痛みに気を取られるうち、後輪にごりっという嫌な感触を感じた。と思ったら、みるみるうちにタイヤの空気が抜け始めた。ああ、やっちゃった。パンクである。
というわけでもうすぐの筈の宿まで時間が掛かり、17:45、塘路「釧路湿原とうろYH」着。
夕食中に雲が再び無くなって、釧路湿原と阿寒の山々の上に鮮やかで眩しい夕焼け空が登場。その夕焼け空がどんどん濃い青になり、とっぷりと日が暮れた。 |
今日も暑かったが、一昨日釧路は35℃、観測史上の最高気温だったようだ。かつては夏でも人々がトレーナーを着てるぐらいに寒かった釧路、近年の高温化が顕著で、隔世の感がある。しかし、そんな感慨よりも明日の天気予報は曇り。何とか穏当な気温であっていただけると非常にありがたい。
記 2011/11/6
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