2010/5/2 頸城の春10 #2-2 田麦→宇津俣

田麦→(県道78他)高柳町石黒→(国道353)落合 (以上#2-1)
→(国道353)寺田→(市道)儀明→(市道)星峠
(以下#2-3) →(国道403他)棒金→(県道503・市道他)樽田
(以下#2-4) →(国道405)国川
(以下#2-5) →(市道他)高尾→(県道278)宇津俣
 73km

国道353 居谷 国道の証は路側帯?の白線だけ RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 落合から儀明経由で星峠地点へ 赤は本日の経路

 国道だというのに昨日通ってきた県道275〜県道78よりよほど細い激坂を100m登りかえし、居谷、小池と進む。
▼展望360° 国道353 居谷 画像上でマウスをドラッグしてください

山腹に張り付く国道353 片側は落ち込む谷間 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成
あちこちで谷間の景色が開ける RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 山間の中腹部を湾状に横切る道からは、相変わらず棚田と残雪と新緑の谷間が見渡せ、屈曲した山腹を横切って巻いてゆく道からの谷間の眺めが、刻一刻と角度、位置関係が変わって素晴らしく見応えがある。
▼展望360° 国道353 小池 画像上でマウスをドラッグしてください

道はくねくね、地形は複雑 どこにいるのかわからなくなる RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成 方角によっては低山の向こうに米山が登場 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

▼展望360° 国道353 小池 画像上でマウスをドラッグしてください
 更にその向こうに米山も、道の高度が上がってますますその姿を現していた。

落ち込む谷間は残雪と枯れ草と新緑 青空も加わって色彩豊か RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

▼動画3分47秒 小池
 しかしその水を張った棚田の中には、水ではなくて枯れススキで埋まった、明らかな廃田が多く見られる。さっきの落合同様、この地域の数年後を心配させられる。
▼動画3分17秒 寺田

 寺田からは儀明への林道へ。

 今までの国道353が細道だったので道の実態は似たり寄ったりで、同じく山腹を湾状に回り込む道からの谷間の展望が凄い。

 内陸へ向かっているためかやや道は登り基調で、次第に谷間は深くなってきたのがわかる。

くねくね谷間を辿る道には集落が断続 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 残雪の山腹には、ところどころに山菜採りの人々が出動中で、紅葉時期のキノコ狩りと同じく、何かに取り付かれたように一心不乱なのが可笑しい。

 ここでもブナの新緑、杉の濃い緑、そして谷間の日陰の残雪が相変わらず鮮やかだ。思えばこの色がこの地方、いや、新潟県山間部の春の景色であり、長く耐え難い冬の後の喜びを象徴する色なのだ。そういえば、上越線の列車の色がこの色の組み合わせであることを思い出す。
▼展望360° 寺田 画像上でマウスをドラッグしてください

谷間の景色が開けると遠くの山々も遠望 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 10:45、儀明でこの地方の幹線道路国道253を横断、木和田原から星峠の棚田を目指す。

 杉、ブナ、森の中から木和田原の集落が登場した後、再び辺りは開けて棚田が拡がった。
▼展望270° 木和田原から星峠へ 画像上でマウスをドラッグしてください

木和田原から星峠へ RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 林道規格の道は、棚田の最上部付近を、ジェットコースターのようにかなり強引なアップダウンで下って登って横切ってゆく。
▼動画2分14秒 木和田原から星峠へ

 そうかと思うとつづら折れでぐいぐい一気に高度を上げ、展望台のある稜線部に到着。
▼動画1分21秒 星峠の棚田到着
▼展望360° 星峠の棚田を見下ろす 画像上でマウスをドラッグしてください

カメラマンうじゃうじゃ RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成 しかしさすがに有名展望ポイントだけあって眺めは随一 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 展望台周辺には棚田見物の観光客が、この細道にしちゃ大勢いる。さすがはこの辺りでダントツの知名度の星峠。こちらもしばし立ち止まり、丘陵の奥へと続く棚田、新緑の森、杉林に見入る。

記 2010/6/26

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Last Update 2010/12/4
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