北海道Tour10 #1-2
2010/8/6 とかち帯広空港→下居辺

とかち帯広空港→(道道109、村道他)中札内
→(道道55・十勝中部広域農道他)広野
(以上#1-1)
→(市道・道道55)御影
(以下#1-3) →(道道734・55)然別→(国道241・市道他)福平
→(市道・道道316)西居辺→(道道134他)下居辺
 119km

道道55 八千代 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 広野、北八千代から上美生経由で御影へ 赤は本日の経路

 中札内の段階では裾野へ行けば涼しいなどと考えていたが、この先のやや頻繁なアップダウンが非常に煩わしく思えてきた。そこで広野から下手へ大きくスライド、道道55から少し帯広川に近い市道で上美生へ向かう。この先の経路がよりアップダウンと距離が少なそうなのと、つなぎの道が川に近いから少しは涼しいかという期待があった。未済経路消化も大切な大義名分である。

広野 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 しかし、期待した川沿い効果は全然ダメで、せいぜい下り基調で身体に当たる風が増えて、少しは涼しく感じるというだけなのだった。

広野 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 それでも気温が体温より低いというだけで、放熱効果があるだけ助かっていた。それにこの頃から空には雲が多少増え始め、直射日光を遮り始めてくれていた。

上美生 Canon NewF-1 FD50mm1:1.2L SL E100G
 

 12:50、上美生着。
 そのまま市道で大陽へ向かう途中、もう切れた。この先の下って登ってを思い出したのだが、どうせ御影へ下ってしまうまでの回り道なのだ。ならばより近く、登り返しの少なそうな経路でもう直接御影へ向かってしまおう。
▼動画44秒 市道上美生八線

上美生 Canon NewF-1 FD20-35mm1:3.5L SL E100G

 渋山川に沿った道は、いい感じの一方的緩下りだ。こういうのが一番省エネ運転には都合がいい。相変わらず気温は高かったものの、空には雲が増えてきて、直射日光は避けられていた。

 更に13時45分ぐらいから、確実に風の温度が下がってきた。1日の一番暑い時間を乗り切れたのである。とりあえず今日はもうこれ以上暑くなることはないだろう。頼む。
▼動画1分2秒 中渋山
 なるべくアップダウンが少ない道を辿り、14:00、渋山着。田舎市道の道ばたに唐突に現れた焼き肉屋に、何と自販機を発見、冷たい水で一気に頭がはっきりする。

上芽室 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 渋山橋からは台地の農道をちょっと登って上芽室へショートカット。少し高度が上がるだけで拡がる十勝の景色、初めての道、新鮮な気分である。

上芽室 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 道道55で御影に近づくと、牧草地の中から急に市街地が登場するのが面白い。今年から導入した新GPSの画面に、セイコーマートのマークが記憶通りに現れるのも、何だか砂漠のオアシスのようでほっとする。

 

 そのセイコーマートで小休止。またもや水分補給と、一昨年の野菜不足気味を思い出して、野菜サラダを食べておく。更に諸々食べ出すと、意外に腹が減っていた。そりゃそうだ、お昼にソフトしか食べていないのだ。
 食べながら今後の予定を再確認しておく。いや、再確認というよりもう15時前。この時間にしてふらふらなのだが、これから先予定コースの鹿追へ向かうとすると,道道54の5連続アップダウンが待ちかまえている。道自体は交通量皆無だしアップダウンの一つ一つは50m前後。丘の上の牧草地をつなぐ道なので日陰は少ないものの、谷底では森と川の涼しい風が吹くだろうし、鹿追の道の駅では美味しいソフトが待ってくれている。しかし、鹿追経由だとこの先宿の夕食には30分以上遅れそうだし、お昼頃よりはやや風は吹き始めたもののまだ暑くてつらくて、アップダウンなんて考えるのも嫌だった。

  御影から然別経由で下居辺へ 赤は本日の経路

 ここで地図を見ると、十勝川の谷間を東へ帯広手前の音更まで、緩下り基調の平坦な道が続いている。というわけで今日この先の経路として、御影→十勝川沿いに東方面の音更へ→北上、士幌へ→東方面、十勝平野の縁をちょろっと越えて宿泊地の下居辺へ、というコースがすぐにまとまった。これなら大体2時間半〜3時間で宿に着ける。これでいこう。
 ナイスアイデアのようではあるが、いや、そんなことは当たり前の話として知っちゃいたし、更に地図を見ると、さっきの上美生辺りから芽室を経由する方が、これから向かう鹿追方面へは圧倒的に近い。一昨年通った道なので目新しさは無いが、じゃあ1本東の道とか、そんなもんいくらでも選択肢はあったはずだ。つまり、最初から芽室経由にしておけば良かったのである。
 更に言えば、その時まさにこの辺りで似たような間違いを犯している。2年前はコース下方修正と宿の当日午後予約、そして長距離ナイトランと、もう少し深刻な結果になってしまったんだったな。
 まあ今はくよくよせずに気を取り直そう。宿で夕飯でも腹一杯食ってから悩めばいい。どうせまた忘れた頃に間違うんだろう、多分。

記 2010/9/1

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Last Update 2019/8/1
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