2010/5/16 南アルプスOFF
#2-1 雨畑→下部温泉

雨畑→(県道810)大島→(県道37)新倉
(以下#2-2) →(県道37)奈良田
(以下#2-3) →(林道丸山線)北湯ノ川
(以下#2-4) →(林道丸山線)奈良田→(県道37)上沢
→(国道300)下部温泉
  90km

閉ざされた開運トンネル前 緑も空も水も山も風も透明感一杯の眩しい晩春 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路
 

 小雨も降ってきて気を揉まされたVILLA雨畑の夜でしたが、例によって何も考えずに呑んで寝て起きると、まあ天気予報通りに順当に雨が上がっているようです。のみならず、外へ出てみると雲が動いていて、南アルプスの奥の方へ向かう谷間が晴れ始めています!青空の中に残る雲も高く、俄然気分が盛り上がります。

VILLA雨畑前にて RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

▼展望360° Villa雨畑前 画像上でマウスをドラッグしてください
 今日のコースは丸山林道から櫛形山林道を経由、甲府盆地に降りて竜王か甲府に到着、というコース。朝食を速攻で食べて、準備を進めます。空には再び雲が出てきていましたが、そんなことにはお構いなく8:25、出発。

雨畑から大島経由で奈良田へ 赤は本日の経路

▼動画1分48秒 県道810 雨畑湖畔
 ダム湖の雨畑湖畔を通過すると、ダム湖の例によって谷底は一気に深くなり、県道810もその谷底を追いかけて急降下していきます。

雨畑川の谷間が拡がる RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

▼展望180° 県道810 画像上でマウスをドラッグしてください
 これ、下っても下っても行く手に山深い谷間が続いた昨日の雨畑川の谷間と全く同じパターンで、景色も変わりません。見事さも同様で、落ち込む狭い谷間と相変わらず濃密な新緑に、やはりところどころで足が停まります。同じ谷を下っているので、当たり前の話ではあるのですが。
▼動画2分5秒 県道810 大島への下り

 しかし山伏峠から延々下ってきた昨日と違い、今日は標高500m台から200m台への下り。やがて行く手に南から北上する雨畑川と北から南下する早川(という川)が合流する早川町中心部、大島が登場。

大島から奈良田経由で北湯ノ川へ 赤は本日の経路

 8:40、そのまま県道37に乗り換え、その早川の谷間へ。大島から先はそのまま北上、今度は谷間を遡ります。まずはぐいっと新緑の丘を乗り越えます。
▼動画36秒 県道37 大島から再び登り

 そのまま川岸近くまで下って保の集落へ。昨日〜今朝の雨畑川の谷間よりやや開けた谷間だけあり、県道37の沿道には集落が続きます。

 と思うと、時々ぐいっと川岸の丘を登って下って、再び谷底の集落へ。

 新緑のまっただ中に集落が断続し、やや広い川原の早川はこよなく清らか。一方、切り立った両側の山は次第に高くなりますが、谷間の上にはどこか広い空の開放感が漂います。

 県道37、通称南アルプス街道。全国に愛称の付けられた道は一杯あり、中には取って付けたような名前も見られますが、この道の愛称はけっこう良い線行っている方なのではないかと思います。
▼動画32秒 塩島

 次第に狭くなってきた谷間が再び拡がると、新倉です。

 伝突峠へのベースキャンプ「ヘルシー美里」を横目で眺め、狭い道に民家が張り付く旧道へ。この集落がかつて南アルプス登山のベースキャンプであったことを教えていただいたことを思い出します。

 新道のトンネル脇から、新倉発電所沿い、路面のちょっと怪しい旧道を経由。

 伝突峠への登りを拝んで県道37に合流。更に先へ粛々と進みます。

 この辺りから、次第にペダルに斜度の抵抗を感じ始めます。狭く長く暗かった青崖隧道は既に閉鎖されていて、とりあえずひと安心。でも、あのちょっと怖いトンネルを皆さんに一目お見せしたかったような気もします。

記 2011/1/22

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Last Update 2019/8/6
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