修善寺→(県道18他)戸田峠
(以下#2)
→(県道127)船原峠→(県道414)風早峠
→(県道59)仁科峠
(以下#3)
→(県道59)仁科→(国道136)松崎
(以下#4)
→(県道121他)蛇石→(町道)一町田→(国道136)妻良
85km
「海鮮料理が好評の南伊豆妻良「民宿太郎衛門」へ、刺身を食べに行きましょう。」が毎度の口上のの南伊豆グルメOFF、今回の初日はその名も穏当仁科峠隊。
修善寺駅集合&コンビニ補給後、修善寺8:50出発。
まずは西側の県道18へ。車を避けて早めに温泉街裏手の道へ逃げ込みます。▼中里 動画48秒
温泉旅館街から谷間を登ってゆく道は、実は2002年2月初旬以来の訪問。住宅地、農村、棚田の中を終始交通量極少の細道が続き、周囲が変わるごとに谷間が次第に狭くなり、空間ボリュームも少しずつ変わり、退屈しません。2002年の時も「良い道だねえ〜」なんてみんなで感動しながら登っていたのを思い出します。
しかし、今回やや記憶と違っていたのは、前回は谷間の畑が霜で真っ白だったのが、今年はあまりそういう雰囲気は無かったこと。その代わりに前回より遙かに手前、畑から森にさしかかると、道ばたの雪が登場。
森の中、次第に道は狭く、舗装路面は杉の落ち葉で覆われてあやしくなり、斜度はきりきりぐいぐい上がります。一同もそれにつれ汗ばみつつ、9:55、唐突に達磨山林道に合流。
達磨山林道を少し経由、標高500m弱で県道18に戻って更に標高720mの戸田峠まで、やや閉鎖的な森の斜面が続きます。
県道18に出た時点で道ばたの雪がやや増え始め、辺りはぐっと冷え込み始めます。高度がぐいぐい上がっているのを実感。さっき修善寺の谷間で、谷間の奥から急に立ち上がる山の姿が見えた通りの地形です。いや、その時点である程度覚悟しているのでいいんですが。
尾根に辿り着くと、だるま山高原レストハウスが登場。標高は620m。どこかで戸田峠関係のツーレポで読んだことを思い出しつつ、「世界一の展望」の看板に「ほんとかよ、うそくせー」等と思いながら展望台を覗いてみると、拡がったのは駿河湾、そして沼津方面。世界一かどうかはかなり微妙ですが、確かにそこそこ凄い。
ところが、肝心の富士山方面はけっこう雲が低く溜まっていて、岸から山が全く見えないのでした。いや、よく見ると富士山の頭だけは少し見えます。まあでも、駿河湾に浮かぶ淡島に三津、木負辺りの展望はなかなかのものです。
等と見入っていると、身体が次第に冷えてきます。
最後にきりきりっと登ってしまうと、10:50、戸田峠着。道ばたに積もる雪の量も路面の凍結も、atsさんにUPしていただいたライブカメラ画像のとおり。ついさっき休憩したばかりなので、ここは西伊豆スカイラインへ粛々と足を進めます。
記 2010/2/23