修善寺→(県道18他)戸田峠
(以上#1)
→(県道127)船原峠→(県道414)風早峠
→(県道59)仁科峠
(以上#2)
→(県道59)仁科→(国道136)松崎
(以下#4)
→(県道121他)蛇石→(町道)一町田→(国道136)妻良
85km
道の名前は相変わらず県道59のままですが、今までの幅広い道は西海岸の宇久須へ下る県道410となり、こちらは打って変わってくねくねと細い道になって、南側の急斜面に張り付いてぐいぐい森の中を下っていきます。
ここまでの道と同じく、少しの間道ばたには雪が溜まっていますが、その雪もすぐ消えてしまいます。
広葉樹に杉、基本的に密な南国らしい森の道ですが、途中で谷間の景色が開けます。その谷間にも明るい光が一杯。いよいよ南伊豆エリアにやってきたことを実感させてくれます。
舐めるように山肌に沿い、折り返し、森、苔生す岩場の中をきりもみ急降下。
▼県道59の下り 動画1分35秒
道外側の森の向こう、真っ逆さまの眼下に宮ヶ原の集落が見える頃には日射しぽかぽか、さっきまでの真冬の寒さが嘘みたい。
谷間一番奥の折り返しで仁科川に合流。石ころのごろごろ転がるしょぼい小川ですが、しばらくこの川の谷間を河口部の仁科まで10kmぐらい、標高差300m以上を下り、駿河湾に流れ込むのを見届けることになります。
宮ヶ原を過ぎる間に一気に深くなった谷底と追いかけっこするように、大沢里、祢宜畑と通過。
集落、森が断続し入れ替わります。
一色でようやく下り斜度が落ち着くと、谷間が一気に拡がって、前方の谷間が開けて真っ青な空が登場。海岸の仁科に到着です。
拡がった谷間の畑、庭先には、菜の花や桜が登場。いつも楽しみな道ばたの桜は、今回は何とほぼ満開です。宿のおばさんに電話で聞いていた桜状況の通りです。今回はあちこちで桜が期待できそう。
14:50、松崎着。
仁科に着いた段階で、今回はカツカレーを食べることにしようと決めていましたが、到着してみれば何とカレーのお店はお休み。のみならず、いつもの回転寿司「ととや」までが何と14:30でオーダーストップになっていました。ここまで食事目当てに西伊豆スカイラインから仁科峠を越えてきた一同ですが、非常事態です。それにしてもととやのオーダーストップにはちょっとショック。今後は14時半までに松崎に到着する必要があります。確か一昨年はまだそんなことはなかったはずですが…
暴動寸前の皆さんをごまかしながら、代わりのお店を探して松崎じゅうをぐるぐる回ったあげく、結局辿り着いたのは国道136沿いのモスバーガー。このモスバーガー、1999年に私が初めてこの道を通ったとき以来の訪問で、何とか前向きに考えればある意味感慨深いものがあるような気もします。
まあでも、皆さんモスバーガー好きだったようです。
記 2010/2/23