北海道Tour09 #4-3 2009/8/11 上里→芽登温泉

上里→(道道588他)津別→(国道240)本岐
→(道道494)チミケップ湖 (以上#4-1)
→(道道494)チミケップ湖町営キャンプ場
(以上#4-2)
→(道道494)大谷→(道道986他)境野→(道道50・農道他)置戸
(以下#4-4) →(道道211)勝山→(道道1050)常元
→(道道88)西喜登牛→(林道糠南線)芽登温泉
  137km

朝の道道588 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 チミケップ湖から道道494経由で大谷へ 赤は本日の経路

 10:25、チミケップ湖発。
 道道番号上では道道494継続で、訓子府方面へ。2007年、熱中症になってしまったときと同じパターンで、いやな予感がする。

 YMCAのキャンプ場の楽しそうな賑わいの脇を過ぎ、湖岸から北側の谷間に入ると、予想通りに森の中のはずなのにけっこう暑い。

 この道、チミケップ湖岸と津別町・訓子府町間の名無し峠部分はダートなのに、その手前の無人の谷間は何故か舗装区間となっている。

 森から出てその舗装区間に入った途端、照り返し効果で更に空気が暑い。

 ダートの峠越え区間はさすがに少しはましだったが、今度は路面がさっきの本岐からの登りと同じく深砂利ダートになってしまった。

 まあ押して歩く程なのはそう長くないが、登りも下りも緩めで涼しく、本来楽しい区間のはずのこの道で、思わぬ伏兵なのだった。

 稜線を越えた後、どこが峠なのかよくわからない峠部分を超え、長い長い緩下りへ。

 山肌を迷走するように森の中を下り、ポンオロムシ川の谷底に降りてしばらく細道ダートの下りが続く。

 オロムシ林道と合流してもしばらくダートが続く。

 一度舗装が復活しても、谷間が開けて大谷方面へ向かい初めて更にもう1度しつこくダートが復活。

 道幅が広くなって今風の普通の道道になって、更に大谷の畑の中をまだしばらく下って行く。

 たかだか200m弱の標高差を10kmぐらいかけるだけあり、冗長な下りである。

 11:50、大谷着。

大谷から道道986経由で置戸へ 赤は本日の経路

 ここからは西に向きを変え、道道986で置戸へ。北見から西へ向かう常呂川の谷の、北側に通る幹線の道道50の補完道路だ。補完道路なだけに線形はやや分節的な上に、置戸まで何回か道の乗り換えが必要だが、期待通りに以前何度か通ったことがある道道50より随分交通量は少ない。

 しかし心配通り、北見盆地はものすごく暑い。やや抵抗を感じるぐらいの向かい風は完全にお湯みたいに生暖かく、全身がどんどん熱くなるのがわかる。頭もぼうっとし始めた。まずい、熱中症になりかけだ。とりあえず水をがぶがぶ飲むと、面白いように汗が吹き出て、とりあえず頭はすっきりとはする。しかし、やる気は無くなるし力も入らないし、もう取って喰われそうな暑さなのである。

 

 こういう状態で、お昼時の眠気が今日も襲ってきた。思考能力が急に無くなって、更に身体に力が入らない。さっきチミケップ湖のキャンプ場でくんだ水にすがるしか無い。助けてくれ、チミケップ湖のおいしい水よ。

 と、熱風吹き荒れる前方彼方の道沿いに、公共施設の道路脇にありがちなあずまやを発見。ありがたい、少し居眠りできる。
 あずまやには先客の、地元のロード乗り2人がいた。どうやらご夫婦らしいが、初日の小清水と同様、北海道平野部に確実に自転車乗りが増えていることを実感する。結局先客に気を取られて居眠りしそびれたが、お話しできたおかげで何とか休むことができ、意識は復活できた。

 道道986は、置戸の手前で無駄に丘陵を越える。これを迂回するため、常呂川を渡って境野へ。

 豊住の農道から道道50へ、そのまま道なりに国道242に合流。

 てな具合になんとか平地の道を小刻みにつないでてれてれ流し、置戸市街へ。

 12:50、置戸着。駅前の蕎麦屋を見つけてから、少し悩んで町の反対側のコンビニまで行ってみるが、今日は時間はある。避難も兼ねて、蕎麦屋で昼食とすることにした。

記 2009/9/23

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Last Update 2019/8/1
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