北海道Tour06 #1-2
2006/8/11 静内→占冠

新栄から太陽・正和経由で新和へ

静内→(道道71・20間桜並木道路)御園
→(大規模林道平取・えりも線)新栄
(以上#1-1)
→(道道71)太陽→(町道)新和→(道道71)旭→(町道)芽生
→(道道845)豊糠→(道道638)プンカウ
(以下#1-3)→(国道237)占冠   134km

20間桜並木道路 お馴染みの独立行政法人看板にて RICOH GR DIGITAL GR5.9mm1:2.4

 10:30、新栄で新冠川の広い谷間に下りきると、今度は道道71の谷間の遡上が始まる。

道道71へ 御影橋を渡って丘陵を分け入る フキバッタが一杯 走行中にそこかしこに止まってくる 緩登り

 谷間の牧草地、周囲の小山の緑を眺めつつ、断続する牧場を縫うように道道71は谷間を進んで行く。

低いピーク ピークを越えると下り始める 見通しは悪め

 この辺りの牧場では、さすがに日本一の産地だけあって、足がきゅっと細いサラブレッドが目立つ。牧草の明るい緑に輝くような栗毛の色が映えているが、良くあんな細い足であの大きな身体を支えているものだとも思う。

谷間の牧草地が続く 太陽からまた丘越え開始 自分の写真で見覚えのある場所が登場 かつてのダートは舗装完了

 いかにもこの辺りらしい静かな明るい谷間、なかなか楽しく走りやすい道が続くのは記憶通りだ。途中、丘越え区間の道ばたの牧草地と、その向こうの山の形には見覚えがあった。確か99年に休憩して写真を撮った場所だ。あのときこの道は埃っぽいダートだったはず。その穴ぼこ気味のダートに手を焼いた丘は、舗装化であっけなく越えられるようになってしまっていた。

ピークへ 狭めの谷間を下りきる まもなく正和

 軽い丘越えの後、谷間の集落の太陽で町道へ。

太陽から新和・旭経由で桂峠・プンカウへ 赤は本日の経路 拡がった谷間は下り基調
どんどん下る

 再び丘越えがあり、里平・正和と丘のような低山の間を進む。

新和で門別町へ 厚別川の谷へ しばらく下り基調 新和 道道71と合流 再び登り開始 三和

 11:45、下りきった新和で再び谷方面を回ってきた道道71に合流、三和からまたもや丘越えへ。。

やや広々とした印象の三和 正和・新和から旭へ 赤は本日の経路
のんびりした畑作地帯

 それにしても、けっこう厚く低い雲なのに、こんなに暑くなければ、とも思う。昨日までの高温がまだ地表に残っているのだろう。

次第に谷が狭くなる 厚別川 だらだらの微登り 牧草地が続く ピークらしからぬだらだらのピーク 平取町へ 旭

 丘越えの後は、しばらく超だらだら気味で次第に拡がる谷間を下る。低山、森、牧草地に畑、谷間の様々な緑を抜けて延々と道が続く。

分岐ポイントを探しつつ進む 丘越えへ 地形図では細目の道だが現実は意外にしっかりした道

 12:50、旭の分岐で、芽生への丘越え町道へ。

芽生到着 空は真っ黒 道もしっとり 雨が心配

 地形図で細目の道で表現されているこの道、もしやダートではないかとちょっと心配していたが、どうも最後まで舗装のようだ。

旭から芽生経由で桂峠・プンカウへ 赤は本日の経路 平取町営牧場へ どういう訳か路面が乾いた
けっこうアップダウンが厳しい

 森の丘越えから下りきってそう広くない谷間に再び緑が開け、芽生で道道845へ。道道も800番台ともなれば、かなり鄙びた雰囲気の道である。町営牧場の中をくねくねアップダウンで抜け、13:40、登りの森の向こうに突如開けた静かな集落、豊糠の小学校で水をもらう。
 夏休みらしくひっそりとした小学校の事務室の窓は開いていて、中からラジオかテレビの音がしていた。コンビニも自販機も無い頃のツーリング水補給は、主に学校だったことをふと思い出す。「ごめん下さい」と中へはいると、日焼けした元気そうなお下げの女先生が出てきてくれた。

でも静かな道が気持ちいい 牧草地へ 木立が断続 川原へきりきり下って登って 豊糠到着 小学校のある集落はほっとする

 ここからは道道番号が変わって道道638、地形図通りに道もぐっと細くなり、桂峠への登りとなる。頻繁なアップダウンの代わりに最高高度はそう高くないこの道の例に漏れず、この峠も標高差は200m程度。途中ちょっとだけきりきりっと登る箇所はあるが、ほぼだらだらのつづら折れ主体峠だ。

桂峠へ エゾミヤマクワガタ 見事な大あご
峠途中から見下ろす豊糠方面 見通し悪し のっしのっしと堂々たる立居振舞

 しかし、細い峠道はその大部分が木陰で、非常に雰囲気がいい。小さな峠だが、道南の名峠と言えるかもしれない。交通量も少ないためかエゾミヤマクワガタの大型の雄がのっしのっし路面を歩いているのを見つけることができた。

峠自体は緩めの峠 桂峠通過 向こう側は数mダートもあり

 桂峠を下ると、いよいよこのコースも終わりだ。

少し続く細道 山間をしばらく下る もうすぐ沙流川の谷へ

記 2006/8/27

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Last Update 2007/1/30
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