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栗山出発は例年よりやや早めで、13:20。さっき通った見事な花の里を少し逆走、集落下手の分岐で今度は萩平方面へ向かいます。
取り付きの厳しめの坂をぐいっと登ると、しばらく斜度は安定して、下り基調になります。周囲は今までとは打って変わって、閉鎖的な杉林と雑木林が続きます。
山肌に張り付いたくねくね道、何となく続くだらだらの下り、辺りの様子が掴みにくい密な森、先の掴みにくい道ではあります。
しかし地図なりにそれほど距離は無く、再び登りが始まって、謎の通行止めダート林道の分岐を過ぎると、もう萩平へのピークを過ぎてしまいます。
暗い杉林をだだっと下ると、すぐに周囲が開け、こぢんまりした斜面の集落、萩平に到着。再び花の里が始まります。
多少開けた畑が拡がるため、あまり丘の上を意識させない萩平ですが、ここからの登り返しはなかなか堪えます。
毎年大休止を取る萩平の最高地点で、今回も少し休憩。
出発は例年より大分早めで、13:50。槻川の谷へ下ります。
かなり急な杉林の下りを抜けると、ちょっと低めの桜の畑が拡がります。
近くの桜は紅白が満開、黄色い花も加わって彩り鮮やか。谷の向こうの山は一望。その山の桜も、秩父高原牧場も見渡せます。またもや春爛漫という言葉が頭に浮かびます。
しばし足を停めて桃源郷のような景色を眺めた後、おもむろに槻川の谷へ下ります。
時々対岸の裏道へスイッチして、いつものように落合の店で小休止。
14:10、今度は県道294で寄居方面へ向かいます。例年の安戸・宿さんぽさんコースもなかなか捨てがたいのですが…。
寄居までは登り返しと言っても標高差約80m、だらだらっと登って下りますが、途中の大内沢には何だか「大内沢 花桃の郷」等という看板が。なるほど、分岐の先には色鮮やかな桃色の畑がちらっと見えました。
そのまま県道294を直進、杉林主体の森を寄居へ下ります。
八高線を渡って、木持から狙いを定めて山裾の1本道へ。
今までの谷間の道と較べると、当然のようにやや開けた雰囲気の景色が続く道は何となく掴み所が無く、ごく普通の取り留めの無い田舎道。のんびりと静かに走るのには悪くありませんでしたが、次回のサンツアーミーティングは落合からさっきの大内沢往復にして、槻川の谷へ戻るのが良いかもしれませんね。
牟礼の「トンボの里」で小休止、そのまま町境の丘陵を超え、小川町着は15:25。皆さん、今年もお疲れ様でした&どうもありがとうございました。また来年よろしくお願いします。
記 2006.4/16