Canon T90のアクセサリー

各種アクセサリーもT90のフォルムを考慮されていて、一体感がある

T90+20-35/3.5L
+SPEEDLITE 300TL
+COMMAND BACK 90
+縦位置レリーズボタン


(1) SPEEDLITE 300TL

それにしても300TLはT90によく似合う

T90+85/1.2L
+SPEEDLITE 300TL
+COMMAND BACK 90
+縦位置レリーズボタン

 FD系でストロボダイレクト測光を使えるのはT90と300TLの組み合わせだけ。そのT90専用TTLダイレクト測光のオートストロボです。
 赤外線/発光部のプリ発光によりシャッター/絞りを決定、本発光をTTLダイレクト測光で制御するA-TTLプログラムAEは、それ以前のキヤノンA-CATSとは段違いに自然な写りの調光制御を実現。プログラムだけではなく速度/絞り優先A-TTLやその後EOS55でようやく復活するFEロック、そして発光部手動ズーム機構も搭載。非常に使えるストロボです。本体の露出補正にHSコントロールにより、細かい調整も可能。

 結論を言えば、主にA-TTLプログラムAEで使うのが何かといいようで、速度/絞り優先A-TTLでは気をつけないとちょっとストロボ直射気味の露出&調光になるようです。ズームの限界は24mmですが、20-35使用時には24mmをバウンスで使うと、一応20mmでも大体まあまあ比較的自然な雰囲気で写せます。

 最盛期の建築撮影はT90×2台体制。室内では更に2台とも300TLが付き、私は怪人カメラ男みたいになってしまいました。近年はどちらかというと結婚式用に使うことが多いような(笑)。T90の流面体にぴったりの実にかっこいいストロボですが、近年中古価格は下落気味。

(2) COMMAND BACK 90

操作は蓋の中のボタンで行う 超多機能の割には背面はすっきり

t90+COMMAND BACK 90
+縦位置レリーズボタン

 EOS-1系のCOMMAND BACK E1と同様、日付写し込み機能に加え、インターバルタイマーやバルブ制御など各種タイマー機能を持つデータバックです。
 データバックにしびれる傾向のある私は、T90でも2台ともこのコマンドバックを付けています。このコマンドバックの兄弟版で、撮影データを記憶してMSXパソコンとリンクさせるDATA MEMORY BACK 90というデータバックも準備されていましたが、MSXというところにとてつもない時間の流れを感じてしまいます。
 ちなみに、デジカメではexifで撮影データに関する全ての問題が解決してしまいました。

 駅での夜景を撮らなくなったので、実際にバルブ制御を使ったことは無いと思います。友人とのキャンプ時にインターバルタイマーを使ったことはあったような。最初は調理中、後半は食事の光景、最後はひっくり返って寝ている写真が撮れました(笑)。
 2台の内1台は、背面液晶表示に少しずつ液晶漏れが進行中。EOS-1系用の液晶部とパーツは共用できるのではないか、交換してくれないのかと思うのですが、いかんせん修理部品無しとのこと。写りには影響無いので、そのまま使っています。

(3)縦位置レリーズボタン

 キヤノン3ピンリモコンソケットにねじ込む小型のレリーズボタン。T90のリモコンソケットはグリップ左下なので、モードラMAやFN、そしてEOS-1系のように、いい位置に縦位置レリーズボタンが付くことになります。小型だけあって本体のレリーズとは少しフィーリングが違うように感じることもありますが、この大きさにしてはなかなかよく調整されていると思います。
 縦位置撮影時に脇を締められるので、ホールディングが大いに向上。小さいですが、T90の使い勝手を大いに向上する、私にとって無くてはならないアクセサリーです。

記 2006.6/22

Canon T90へ    カメラ大好き〜!!indexへ    Topへ

Last Update 2006.7/9
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-6 Daisuke Takachi All rights reserved.