十勝最東端の太平洋沿い、厚内まで北上するダート含みの静かな道です。
南側から北上すると、まず岸壁上の台地の草地にダートのアップダウンが続きます。ダートの常でくねくね細かいカーブにしつこいアップダウン、なかなか斜度も急でグリップが悪く難義しますが、開けた台地上からは始終太平洋が見え、圧巻です。車はほどんど通らず、時々オフロードバイクがやってくるだけ。
延々と細かく厳しいアップダウンが繰り返された後、思い出したように道は波打際へ降り、今度は海岸近くの細い舗装路、道道1038に変わります。最後は厚内の漁村の外れに出て終了。
地図上での距離は短いですが、通過には時間が掛かります。舗装路比で2〜3倍みておくべき。それでも、もう他では見ることができなくなってしまった、太平洋岸の寂しい表情を満喫できる道です。ひょっとすると、根室→釧路の道道142も、こんな雰囲気だったのかもしれません。
実は私は2001年に訪れたときにこの道で大雨に降られ、それ以来訪れていません。その時点ですでに平行して新道が建設中でした。早く行かないと全線舗装になってしまうかもしれません。もうなっちゃったかも。
記 2007/2/14
走行記録
2001/8/10