私の好きな道 #37
道北スーパー林道

2002/8/17 三股側入り口にて RICOH GR1 GR28mm1:2.8 CTS100 赤は当該区間

 美深からオホーツク山中の大曲まで、標高700mの加須美峠を越える道北内陸横断コース。

三股から加須美峠経由で大曲へ

 紋穂内・大曲間のほとんど全部が全長35kmの長大ダート区間。そもそも美深の北から歌登の山奥というその位置自体、何かの途中で経由するというよりここを目的にしないと訪れにくい道と言えます。横断コースとは言え、オフロードバイクでもない限り、ショートカットとしての価値はありません。

三股から加須美峠経由で大曲へ

 森と笹原の断続するなだらかな斜面に延々続く開けた道は、まさに北海道の林道。また、不気味なほどの山深さを感じさせる歌登側山腹下り区間の表情、その下の徳志別川沿いのカラマツ林に続く谷間下りもなかなかの見物。大曲で道道120に合流すると、何だか帰ってきた気分になってしまうのが凄いところです。
 林道区間は完全な無人地帯。補給物資に加え、ダートメカトラ対策も十分に準備し、早朝突入するような行程を組みましょう。

 私は訪れたことはありませんが、加須美峠から分岐して標高約1100mの函岳へ向かう支道は、美深盆地からサロベツ原野、更に日本海に浮かぶ利尻富士まで一望する大展望が更に素晴らしいとのこと。しかし、標高約700mの加須美峠から標高約1100mの函岳まで、単純に考えても標高差約400m。おまけにしつこそうな登り返しが何度もあり、麓から加須美峠へ以上のボリュームがありそう。おまけにかなりの熊出没地帯とのこと。この箱岳の展望台で夜を明かすツワモノバイク乗りの話を聞いたこともありますが、自転車での訪問は昼でもあまりお奨めしません。

記 2007/2/14

走行記録
2002/8/17

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Last Update 2008/5/3
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