コマンド物語 #2 2000.7 コマンドGet
SUNTOUR COMMAND 7/8speed

　そんなある日、7/8速兼用コマンドが、なるしまフレンド立川店で\2300で出ているのを発見しました。目を疑いました。
　当時、コマンド人気はオークションなどで燃え上がり始めていて、たしか7速コマンドで\6000ぐらい、7/8速だとそろそろ\1万を越え始めていたと思います。新品で\2300はあまりに安い、安すぎる。
　迷う余地があるはずもなく、即Getしました。

　これで用途の無いRD、FD(シュパーブプロにXC-PRO)、そしてコマンドと純正サンツアー手元シフトのベストメンバーが揃ってしまいました。
　シュパーブプロ自体はサンツアーの最高級品で、品物としては申し分ないのですが、ランドナーで使っている現状のサンプレとSLJ変速レバーで特に不満はありませんでした。そんなわけでこれらのパーツに用途は無いはずだったのですが、｢きっとシュパーブ神のお引き合わせだったのでしょう｣等と考えると、サンツアーファンの私はとりあえず持ってるだけでシアワセでした。

　そのコマンドは最初は袋の外から眺めていましたが、そのうちどうしてもハンドルに付けて操作してみたくなってしまいました。そこで、シュパーブのアウター上出しレバーと一緒に、在庫の日東ランドナーバーに付けてみました。
　それまでフリクションのWレバーを専ら使っていたので、かちかち言うインデックス音が何とも小気味良く、いろいろかちゃかちゃ遊んでいるうちに、ふと気が付きました。
　コマンドのレバー部分と台座部分が環付ボルトできれいに分離できることに。

	環付ボルトを外して分離した状態。 左からハンドル側台座･アウター受兼位置決めプレート･レバー本体･環付ボルト

　ということは、ひょっとしてハンドルを交換しても、ハンドルに台座さえ付いてれば、コマンドのレバー･ケーブル部分をフレーム側に残したままでもいいのでは？
　つまり台座さえハンドルに付けてあれば、ハンドル交換もフォーク抜き輪行も何の問題もなく可能なのでは！？

　この疑問を某所で前述の慎之助さんに聞いてみたところ、やはり問題無いかもしれないとの見解。もうやるしかない。

編 2003.4/18

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