北海道Tour24#5
2024/8/9(金)民宿地平線と開陽台-2

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 13:10、民宿地平線帰着。
 石川さんからお声がけいただき、今日もドライブに連れて行っていただける事になった。行き先は何とばりばりの新作、北太平洋コース。夕食を富貴庵でいただくことを考えると、17時半までには中標津市街の保養所温泉に戻りたい。この時間なら何とかそれが大丈夫かもしれない、ということのようだ。
 GPSとカメラを忘れないように持ち、13:50、民宿地平線発。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 俣落から当幌、豊原、そして別海町の道道123起点へ。繋ぐのが難しい中標津町南部の南北方向を、既知と未知の風景とともに自由自在に渡り、繋いでゆく。
 道道123はかつての私の私的幹線だ。久しぶりに通れて懐かしい気になるが、実際には風景を連続しては憶えていない。しかしこの辺りの、印象というより先入観として捉えている雰囲気が、風景の実態として次々現れた。あらためて自分の根釧台地の印象は、この辺りのちょっと捉え所の無い漠々とした拡がりに影響されているのだと思わされた。
 一貫して風はかなり強い。出かけたら難儀しただろうということがよく理解できた。

 上風連から南下しても空は晴れていたが、国道44手前まで南下したら、突然とろんと湿ったような濃い色の低い雲が現れた。根釧台地南部のいつものパターンで、間違いなく海岸部の霧だ。案の上その下、いや中に入った途端、気温は5℃以上ぐらい下がり、辺りはどんより薄暗い濃厚な霧に包まれてしまった。視界は100mぐらい、近くの路面と道端の茂み以外、風景が全く見えない。

 久しぶり(多分12年以上ぐらい来てないかも)の姉別駅で休憩後、引き続き牧草地から台地縁の森へ進み、見覚えのある切り通しで最後の一下り。いよいよ恵茶人海岸だ。しかし海岸際の道道142降りても、霧で景色がほとんど見えない。姉別から下って来た道と、何となく記憶がある道端の風景じゃなくて雰囲気から、海岸に降りたことが判っただけだ。
 恵茶人海岸に来ることができていることは間違いなく嬉しい。思い出すと、10年以上ぶりぐらい(因みに2012年以来12年振り、前回も太平洋は霧の中だった)だ。久しぶりの訪問で記憶がおぼつかないので、霧の中に現れ過ぎてゆく風景の順番は何だか新鮮に思える。いや、何か新しく造られたようなものは無い。何か道端の番屋や住宅で、無くなってしまったものはあるのかもしれない。
 海岸区間が意外と短いのは、記憶通りだった。再び台地に登り、農道と道道で厚床へ。初田牛経由だと思ったら、厚床へ直接向かうとのこと。そうそう、確かそういう道もあった。しばらく来ないうちに道も忘れかかけてるな、と反省する。
 国道44をクランク経由、厚床の交差点から国道244へ。1986年の初訪問時この交差点で感じた、いよいよ根釧台地に突入するという緊張した気分が、その後40年近くの間に何度も訪れても、未だにここに来る度思い出される。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
   RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 次第に赤く穏やかになってゆく陽差しの中、奥行臼から国道244は低地の森を抜け、オホーツク海沿いへと北上してゆく。かつての印象より車がかなり少ないことは大変意外だ。昔通った時より明らかに少ない。国道だし、過去何度か通って風景については判っているという印象があった道なのだが、今回改めて良い道であることをよく理解できた。さすが石川さんコースに入っている道である。

 海岸沿いに出てから、道はオホーツク海沿いに更に延々と続いた。この長い長い距離感を、私はすっかり忘れている。途中現れる風景や、かつて何度かお世話になった元まきばの宿(落ち着けるいい宿だった)を眺め、そこから標津までがまだ意外とある。そう言えばかつてまきばの宿に夕方向かったときにも、この距離感覚に戸惑った、というより甘く見て夕方が夜になってしまったことを思い出した。

 というわけで、ドライブであってもとても充実した根釧台地訪問ができたのだった。
 17:30、中標津保養所温泉着。お風呂に入って18:15、富貴庵で夕食。今日も富貴庵はたっぷり混雑していて、石川さんをお待たせしてしまった。

 明日の天気予報は中標津町、別海町で終日曇りの降水確率20%。午後は16時から弟子屈町で雨予報、降水確率は15時から30%だが、何とか走れそうだ。
 19:10、富貴庵発。セイコーマートに寄っていただいて明日の朝食と補給食を仕入れ、19:40、民宿地平線着。雨運休だというのに、充実して目一杯楽しめた1日だった。石川さんには感謝の念に堪えない。

記 2024/11/18

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Last Update 2025/2/23
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