北海道Tour19夏#6
2019/8/13(火)仁宇布→中川-3

仁宇布→歌登 (以上#6-1)
→中頓別
(以上#6-2)
→上問寒八線
(以下#6-4) →中川  130km  RYDE WITH GPS

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 12:10、中頓別発。国道275の上駒から道道785へ。

 谷間の森が次第に狭くなり、山裾に突き当たっておもむろに登りに突入。

 やや広幅で大きめの線形の道はフェンスなどが今風の表情で、斜度も5〜6%ぐらい、淡々と高度を上げてゆく。

北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道枝幸郡中頓別町上駒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 周囲の森は標高100m台後半には開け、低地と標高100m前後の斑状にちぎれた雲を見渡し始める。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 高度が上がるに連れ、上空に視界を遮るような雲は無くなっていることがわかってきた。全体的に空気は澄んでいて、下界の中頓別へ続いてゆく平地の拡がり、低山から丘陵を覆い尽くす道北の樹海が、迫力とともに見渡すことができる。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 更に上空、全体的に雲はやや拡がってはいるものの、薄くなっている部分に青空が伺えた。眺めは良いが陽差しはずっと雲に隠れていて、まあ暑くならないのは有り難いかもしれない。陽差しが出ていて暑かった前回より、雲が高くて見晴らしは良いのは有り難いことだ。

北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道枝幸郡中頓別町上駒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
   PENTAX K-1 MarkII HD PENTAX-D FA★50mm1:1.4 SDM AW

 その視界の中、特に美峰敏音知がてっぺんまで全部見えている。これはとても嬉しいことだ。記憶だと、敏音知の姿に感動したのは確か2001年に国道275を通った時だ。それ以降、この辺を通るときは天気が悪かったり、晴れの日は咲来峠や別の道を経由していて、敏音知の全貌にはお目にかかれていなかったのだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道枝幸郡中頓別町上駒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 最後のスノーシェッドから稜線をぐるっと巻く空中区間も、パノラマ感ばっちりである。

北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道枝幸郡中頓別町上駒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 14:00、知駒峠着。峠の手前、やや管理放置気味の展望スペースからもう一度敏音知を振り返ると、早くも真ん中辺りを小さな雲が隠し始めていた。なかなか気難しい山である。でも、会えて良かった。

北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道枝幸郡中頓別町上駒 道道785 知駒峠 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 という個人的な思い込みとともに下界を眺める以外、峠自体は長居する程面白いような場所ではない。たかだか400mの登りに2時間も掛かるとは思わなかった。標高20m台の中頓別から約470mの知駒峠までは16km、やはりボリュームたっぷりである。途中で写真を撮りすぎなのかもしれない。などと遅さを自分で言い訳しながら退散するように、峠はそのまま通過して、上問寒側へ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道天塩郡幌延町上問寒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
 
北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道天塩郡幌延町上問寒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 下りが始まって尾根を巻き東斜面へ出た途端、見下ろす低山稜線の上に、不自然なほど真っ白に輝く水平線が、やはり不自然なほどせり上がっているのが見え始めた。角度と距離感から言って、言うまでも無く日本海なのだが、何だか溢れそうなほどせり上がっているように見える。道が下っていて平地を眺めると、位置関係でそういう角度に見えるのかもしれない。変なところでそれなりに登ってきたのだということを実感させられる。

 これほど下界の眺めがいいなら、角度的にひょっとして…、と思ってもう少しそれっぽい雲の中を見回すと…、見えた!利尻が!

PENTAX K-1 MarkII HD PENTAX-D FA★50mm1:1.4 SDM AW

 道が次第に北に向きを変えてゆくに連れ、裾の青いシルエットと、その上に忘れもしないギザギザの頂部が現れた。間違いない。手前の雲で中腹が分断しているものの、5回目の知駒峠訪問で遂に姿を現してくれた利尻は、それにしても意外な程でかい(上の写真では泣けてくるほど小さく写っている)。そうだよな、道北で眺める利尻富士はどこで見ても意外な程でかいのだ、等と改めて納得させられる。
 2001年に上駒の道道785入口で、「利尻を一望」という旨の観光案内看板を眺めてから知駒峠に興味が沸き、始めて知駒峠を訪れたのは2008年。しかし過去4回の知駒峠訪問では利尻富士を眺めることができなかった。その後いつの間にか上駒観光案内看板は無くなってしまい、最近は「知駒峠から利尻が見えるなんて嘘だったんじゃないか、あの看板はマボロシだったのかもしれない」とすら思っていた。しかし、あの看板は嘘じゃなかったのだ、と思った。

 PENTAX K-1 MarkII HD PENTAX-D FA★70-200mm1:2.8ED DC AW

 日本海の眺めといい利尻の眺めといい、さっき眺めた敏音知と言い、今まで知駒峠を過小評価していたかもしれない。ごめんよ、知駒峠。でも、いつも天気があまり良くないのも悪かったじゃん。などと一人で自問自答するのも楽しい。それほど嬉しい訪問だった。何となく流されるような訪問だったような気がしていたものの、今日は知駒峠に来れて良かった。

 面が大きいせいか比較的なだらかに見える山腹を、大きめのつづら折れを描き、幅広今風道道の道道583は高度を下げてゆく。

北海道Tour19#6 2019/8/13(火)仁宇布→中川 北海道天塩郡幌延町上問寒 道道785 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 見下ろしていた下界は低山のディティールに変わり、次第に近づいてくるとともに、遠景が低山の波の上に隠れてゆくのは何だか名残惜しい。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 下界の明るい牧草地がどんどん迫り、麓の森に突入して、最後に山裾の森から牧草地へ下りきり、14:45、上問寒八線着。

 天塩から続くサロベツ原野、その東端谷間の先端部だけあり、天気も天塩の晴れエリアに面しているのか、空は完全に晴れつつあった。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

記 2019/12/8

#6-4へ進む    #6-2へ戻る    北海道Tour19夏 indexへ    北海道Tour indexへ    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2020/2/16
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-20 Daisuke Takachi All rights reserved.