北海道Tour19#13
2019/9/22(日)仁宇布→仁宇布-3

仁宇布→紋穂内 (以上#13-1)
→歌登
(以上#13-2)
→上徳志別
(以下#13-4) →仁宇布  124km  RIDE WITH GPS

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 12:40、歌登発。歌登盆地を南下すると、早くも雲が増えて陽差しが隠れたり現れたりし始めた。

北海道Tour19秋#13 2019/9/22(日)仁宇布→仁宇布 北海道枝幸郡枝幸町東歌登 道道120 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 盆地南端の辺渓内から毎回確実に雲が増えるので心配していたら、辺渓内の先、志美宇丹峠への登り途中で今日は珍しく陽差しが現れ始めた。

 等と思っていたら、志美宇丹峠の手前で、下ってきたカブのお二方が手を振って大喜びで声を掛けてくれ、去って行った。夕べファームイントントで一緒だったお客さんだ。道北スーパー林道と函岳、きっと完走できたに違いない。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 
北海道Tour19秋#13 2019/9/22(日)仁宇布→仁宇布 北海道枝幸郡枝幸町志美宇丹 道道120 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 志美宇丹では辺りが明るく、景色全体が日なたになった。

 ただ、風景は全体的に夏とは全く雰囲気が違う。森の緑は全体的に褪せているというか、紅葉まで行かない褐色系の色合いが目立つ。牧草地の草色もどことなく穏やかというか、さっき本幌別で眺めたような鮮やかさじゃない。それはそれで志美宇丹の雰囲気の幅の中、一つの表情というものだろう。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
北海道Tour19秋#13 2019/9/22(日)仁宇布→仁宇布 北海道枝幸郡枝幸町志美宇丹 道道120 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 等と思いながら集落中央、集会所脇のバス停小屋に表敬訪問しておく。ここには仁宇布までの最終自販機があるのだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 自転車を街灯の柱に立てかけ、自販機コーヒーとする。ここも何となく夏より涼しく、茂みのキリギリスやエゾゼミの声がしない。あの憎ったらしいアブどもすら、何だか懐かしい。全てが秋の志美宇丹なのだ。などと少し油断していた。
 立かけ方が甘かったようで自転車ががしゃーんと盛大に倒れた。すぐに起こして点検してみると、幸い自転車はどこも痛んではいないようだった。しかし数時間後、帰ってきたファームイントントで、私は自転車以外の凄まじい損害に気付くことになる。

 志美宇丹・上徳志別間の盆地がくびれる谷間で乙忠部へ下る道道1023の分域を過ぎ、志美宇丹峠から続いた下り基調が再び登り基調に替わって、次は上徳志別。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 再び谷が拡がって、盆地に牧草地が拡がる上徳志別でも、道端の茂みや広葉樹林には明らかに褐色が目立ち、牧草地の草色に勢いが無いのは志美宇丹と同じだ。その季節感は、歌登盆地内の本幌別辺りとは明らかに違う。山間なので季節が進んでいるんだろうな。明るかった志美宇丹に比べて多少陽差しは陰り始めていた。相変わらず青空は見え雲は白いものの、これだけで風景のニュアンスが随分寒々しい。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

記 2020/2/2

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Last Update 2020/2/29
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