2017/5/7 四国Tour17#7
高山→八幡浜-2

高山→三瓶 (以上#7-1)
→八幡浜
50km  ルートラボ

八幡浜に近づいてやっと晴れてきた まあ今回は八幡浜まで RICOH GR GR18.3mm1:2.8 A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 三瓶は八幡浜までで最大規模の漁港だ。小さな奥まった湾に、ここまでの漁村にも増して密集した賑やかな民家や商店、漁業関係施設が続く。

三瓶の船着き場 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 湾の一番奥から折り返す港には、やや大きな船が泊まっていた。宇和島以来ここまで見なかった大きな船であるのみならず、何と客船だ。そういえばこれだけ大きな港も宇和島以来だ。港にはドラマや1970年代の映画で見かけるような木造の乗り場もみられた。宇和海に浮かぶ島へ向かう船なのかもしれない。

三瓶 賑やかな港町 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 ようやく日差しが現れ、空も一気に青っぽくなってきた。日差しが出ると海、山の色が一気に鮮やかになる。行程的には相変わらず順調だし、最終日ぐらいこのまま最後まで晴れてほしい。

再び三瓶湾の外へ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 垣生、二及、長早、周木と、道は三瓶湾内から再び外海側の海岸部へ進んでゆく。

 中程度の半島越えなど、多少登り下りはあってももう40mも登らない。

A地点からC経由B地点へ 赤は本日の経路

 地図ではしばらく集落が途切れても、正面には宇和海の海岸線、海上には比較的間近に島が見えている。

再び曇ってきた 遠景どんより RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 半島の先端部などでしばしば感じられる先端部的雰囲気というか、陸地と海の境界というような強烈な緊張感は無い。

朝の漁港 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 穴井はそう大きな規模の漁村ではないが、賑わい、生活感の密度が濃厚に感じられ始めた。それは明らかに八幡浜が近づいていることの現れであるように思えた。真網代は穴井より更に大きな規模の、賑やかな漁港である。道端には「真穴みかん」の文字が見えた。真穴みかん、そういえば確かに真穴はこの辺りだった。
 真穴みかんは酸味と甘みがバランス良く濃厚な味で、1個1個に赤い小さなシールが貼ってあるのも印象的だ。私の地元では冬の12月一杯ぐらいまで売っていて、美味しくて毎年の冬の楽しみにしているのだ。

 竜崎、ねずみ島という名前の小さい島は、そう思って見れば確かに丸い背中の鼠みたいにも見える。そういう地名にも、親しみ深い人の営みが感じられるようになってきた。

何とは無しに明るく賑やかな漁港 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 上泊、川名津で、漁村は更に賑やかになった。

やっと晴れっぽくなってきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 さっきから漁村が賑やかになっているが、木造民家や生活空間と一体になった道の風景が都市化しているというより、落ちついた生活感、雰囲気のままそれらの密度が上がるという方向なのが特徴的だ。

 やはりそれは、元気な漁村の姿であるように見える。

 2001年は八幡浜から南下したこの道、今回津島、宇和島から逆方向に辿ってみても、前回印象的だった八幡浜〜明浜がやはり独特の落ち着きと活気を兼ね備えた風景となっていることが確認できた。

舌間到着 次は八幡浜 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 合田から舌間は八幡浜までもう最後の港町。朝日に照らされて明るい港町の上に、半島の山を乗り越えて八幡浜へ向かう道が見える。地形図によると標高差は60mぐらい、見上げる道に車は決して少ないわけじゃない。そして半島を乗り越えて港から八幡浜に入るあっちの道は、確か16年前に通っている。道がどんなだったかは思い出せないが、半島を越えてから向こうでもう1回20m程の登って下ってがある。登り総量、短縮効果、車の量などを考えると、海から離れて内陸部を越え、最短距離で八幡浜の裏手に出る国道378の榎峠でショートカットしちゃっていいんじゃないかという気がしてきた。

 というわけで脚を向けた榎峠は、しかしながら車は多かった。そして直登気味の登り坂で真上から日差しが現れ、汗が一気に吹き出してきた。やはり失敗だったかもしれないとは思いつつ、下り始めれば想像以上にすぐに八幡浜の町中に到着してしまった。

A地点からC経由B地点へ 赤は本日の経路

 8:40、八幡浜着。前半曇りだったお陰であまり立ち止まって写真を撮らず、高山から3時間掛からなかった。輪行して切符を買って駅前の売店でじゃこ天を食べて30分、余裕たっぷりかつ必要以上に時間を持て余すことが無かった。半島越えだったら、もう少し時間の余裕が無かったかもしれない。

八幡浜駅 いい旅だった RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 八幡浜を出発した宇和海8号では、今年から順次引退予定の2000系が、最高の走りを見せてくれた。登りなのに、しかも速度を出せば出すほど加速がいい。カーブ連続の線形も、相変わらずぐいんぐいんの振子で物ともしない。いったいどういう奴なんだ、もうこんな熱い走りをする車両は当分現れないだろう、と思う。
▼動画16分12秒 内子→伊予市 ターボノイズきんきん振子ぐいんぐいんで20‰爆走 ▼動画19分20秒 伊予市→松山 平地でも爆走 ええもん見してもらいました
 次に特急宇和海に乗るときは、多分もう新型の2600系に変わっていることだろう。2600系は通称なんちゃって振り子の車体傾斜装置で傾斜角度2°らしい。その分エンジンパワーで加速性能を上げてトータルで速度を上げる今風の気動車だ。しかし2000系と同じような熱い走りではなく、かなり余裕綽々の興奮度にやや欠ける走りになってしまうのかもしれない、などと要らぬ心配をする。

 

 松山では念願の道後温泉本館へ。近くのホテルの日帰り湯でも雰囲気はある。しかし、やはり木造の道後温泉本館は立ち寄るべき風情がある。西湯の方がぬるくて好みなのも相変わらずだった。

記 2017/7/4

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Last Update 2017/9/8
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