中川→(道道541・583)問寒別→(道道395)下コクネップ
→(国道40)雄信内→(道道256)幌延
(以上#7-1)
→(道道121・国道40・道道972)音類→(道道106)稚咲内
→(道道444)豊徳→(農道・町道・道道811)浜勇知
(以下#7-3)
→(道道106)抜海→(道道510・616)上勇知
→(国道40)開源→(道道138)沼川
(以下#7-4)
→(道道138)鬼志別→(農道・国道238)浜鬼志別
175km
RIDE WITH GPS
幌延出発直後、道道121で、北緯45°通過線がどこなのかようやくわかった。
例によって手前に標識は建っているものの、当該部分にあまりでかでかと標識は建っていない。しかし、道路の舗装にマーキングが有り、歩道部分の舗装材がそこだけブロック状になっているのだった。
再び国道40を少し経由した後、道道972でサロベツ原野を横断し、日本海沿岸の道道106へ向かう。
道路の周囲は標高ほぼ0m近くに拡がる湿地帯となり、前方と周囲には高い草と道だけ、その上は空だけという開放感が続く。海岸へ向かっているため、もう幌延まで近くに意識していた内陸の山裾は、前方や周囲には無い。途中ビジターセンターがあるが、道からは数10m湿原に奥まっていて、道からは施設のボリュームは感じにくく、自販機の類も無いので通過するいちツーリストにとって存在感もあまり無い。本来は立ち寄っていくべきなのだろうと思うものの、今日はまだ先が長い。
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
風景の構成要素は単純だが、湿原の道はひたすら単調というわけではない。途中の牧場で牛の横断に遭遇したり、終盤のサロベツ川の横断では橋の上からサロベツ原野の展望を楽しめたり、道東の根釧台地とはまた別の拡がりを感じさせてくれる。静かな、道北のとても印象的な道であり、こちらに来てつくづく良かったと思う。内陸方面に迎えなかった今日の残念な気持ちは、ここで完全に解消された。
前回この道を通ったのは、さっきの問寒別駅と同じく2008年だが、この道の素敵な景色に全く記憶が無い。まだ抜海まで先が長いというのに日が暮れつつあり、そろそろ水も少なくなってきたことに遅まきながら気付き、気持ち的にかなり切羽詰まっていたことは覚えている。多分一杯一杯の精神状態で、景色が全く目に入っていなかったのだろうと思われる。自分がカワイソウになってくるが、計画が甘かったことも確かであり、まあ自業自得だろう。
今日はこの風景をたっぷり楽しんでおこう。
音類で道道106へ。ここからしばし道道106を経由する。音類と言えばオトンルイ風力発電所であり、道道106南端の天塩まであと約10km程。南下してくると、もう残りが気になるこんな位置で日本海沿岸に出るのだ。まだ抜海まで先は長い。
![]() |
![]() |
|
![]() |
▼動画46秒 道道106 音類近く かつて給水でお世話になった商店が今は廃墟
日本海を眺めるのに都合が良さそうな場所で少し停まり、辺りを眺め回してみる。
日本海と海岸際の丘に挟まれ、ひたすら北上してゆく1本道。いつの間にかこの道は、私にとってやや広めに感じられるようになってしまった。しかし今、この道の広い空間に車は時々通る程度で、海と空と緑だけの印象的な風景を存分に楽しむことができている。やはり道北の印象的な道の一つだ、と思い知った。
今のところ頭上やこれから向かう北方面の空は晴れていて、青空が拡がっている部分のある。一方、南側の天塩方面や海上には雲が溜まっている。大きく見えるはずの利尻が裾すら見えない。天気予報通りにオホーツク沿岸で天気が不安定なのだとすると、平地上空が晴れているというより、サロベツ原野の辺りだけが比較的晴れているということなのかもしれない。昔から宗谷本線に乗っていて、そういうことはよくあった気がする。異常気象というより、単に道北の厳しい気象条件そのままのお天気なのかもしれない。
![]() |
![]() |
|
![]() |
稚咲内から再び内陸へ。道道106は何度も通っているし、少し内陸の道道444は以前兜沼まで通っているので、豊徳から沿岸部に沿って内陸を北上する農道を経由して北上しようと思っていたのだ。
![]() |
![]() |
|
![]() |
始めて通るこの道が、車が少なく静かなだけではなく、牧場の前では埃っぽく坂は農道基準で厳しく、時々サロベツ原野の展望が開ける、実にいい田舎道なのだった。
一方、内陸へ入ると海の涼しい風が無くなった。時に直射日光がかっと射し始めて急激に身体が熱せられ、たまらなくつらくなった。しかし雲の動きは速く、すぐに多少厚く低い雲がやって来て辺りが急に薄暗くなったりもする。
![]() |
![]() |
|
![]() |
風景的にはもう少し晴れてくれると有り難い。しかし、道北も最北エリアのこの辺り、曇ると気温が一桁台、晴れると30℃以上が当たり前なのだ。まあまあ走れる気温なだけでも有り難いと思わねばならない。
豊里で再びサロベツ原野に降りてきたものの、すぐ北の清明で北側を囲む丘陵裾に到達。
道はその裾に付かず離れずで、谷地のように丘陵に食い込むサロベツ原野とともに丘陵の奥へ進み、サロベツ原野が谷間に変わってゆく。
この辺りは道道106で海岸しか通ったことが無く、海岸から丘を眺めるだけだった。丘陵の中側はこんなだったのか。
低地の夕来から、標高20〜15mの低台地、オネトマナイへと遡る。
この辺りも太平洋岸との間には段丘があるためか、道道106へ直接出る道は無い。海岸からかなり近いのに、基本的には海とは余り関係無い生業の畑と牧草地が続いている。
記 2016/1/24
#7-3へ進む #7-1へ戻る 北海道Tour15夏 indexへ 北海道Tour indexへ 自転車ツーリングの記録へ Topへ