2015/9/20
北海道Tour15#12 晩成→晩成-3

晩成→(町道・道道881)生花→(国道336)長節→(道道912他)
大津→(国道336他)新十勝大橋 (以上#12-1)
→(国道336他)昆布刈石→(道道1038)共栄
→(国道38)豊頃
(以上#12-2)
→(国道38他)農野牛→(道道62)五位
→(道道15)糠内→(農道・道道62他)駒畠
(以下#12-4) →(道道15)元忠類→(町道・農道他)晩成
141km  RIDE WITH GPS

駒畠 日差しがそろそろ赤くなってきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 豊頃から五位経由で駒畠へ 赤は本日の経路

 13:10、豊頃発。

 十勝川を渡り、茂岩の外れで牛首別川、そして農野牛川の谷間へ。しばし低山に挟まれた谷間の畑の道を遡る。木陰の全く無い路上が、厳しい日差しに向かい風基調と午後のけだるさが加わり、くらくらになるほど暑い。秋なのにこんなに暑さに悩まされるとは。途中地図交換で立ち止まると、腕に汗が浮いているのにはびっくりした。これだと、多分根釧台地の夏より暑いだろう。しかし夏なら、この辺りは軽く32、3℃ぐらいの気温にはなるとは思う。

 緩い登り基調の谷間を進むうちに、畑を囲む低山の谷間が狭くなり、やがて登り基調が始まった。

 最後は丘陵を乗り上げる小さな峠である。標高たかだか130m未満と馬鹿にしていたら、奥まで登らずに直前できりきりっと斜度を上げるタイプの坂道が登場。暑さもあって、短い直登がなかなかしんどい。こういうパターンは、以前通った、だいぶ南の道道210とよく似ている。
 そして登りは厳しかったのに、向こう側ではあまり下らない。しかしこれから十勝南西部の台地の南下が始まる。そして駒畠でまた標高190m以上まで登り返す運命なので、ここであまり無駄に下りたくない。

 五位で道道15に合流。コースの方向が南向きに変わった途端、風向きは待望の追い風に変わった。

五位から糠内経由で駒畠へ 赤は本日の経路

 拡がる畑の道は緩登りだというのに、嘘みたいに楽ちん楽ちん、我ながら別人のように基本ペースが上がる。

 糠内から栄橋は対岸の町道を経由。栄橋から先も町道である。畑や森の中、のんびりと枯れて静かな雰囲気の道が続く。そろそろ再び30m程登り返しているはずだが、何故か殆ど登りが感じられない。

 駒畠への登りは標高差90m。ルートラボでの計画時から把握していた、今日最大級の登りだ。実際に目の前に現れた坂道は、木立の中のやや閉鎖的な直登だった。登ってみれば6%基準のごく普通の登りであり、ゆっくりそろそろと登っていけば、時間と共に終わるという程度の登りである。

駒畠から元忠類経由で晩成へ 赤は本日の経路

 坂の上で畑が拡がった。今日3つ目のテーマ、駒畠の台地である。

駒畠の風景に脚が停まる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 台地上の適度な広さの視界に、様々な種類の畑、点在するポプラ並木や農家、トラクターなど適度な要素が点在する。外側が落ち込んでいる故の独特の開放感と静けさが、自分の周囲全体を取り囲み、十勝でも印象的な場所の一つだと思う。

青空の下畑が拡がる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8  パノラマ合成

 もう15時。畑、木々の緑が、そろそろ傾いて赤みを帯びた日差しに照らされて鮮やかだ。真っ青な青空の雲も真昼に比べてもう遠くにしか無い。

いつの間にか影が伸び始めている RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 コースもそろそろ終盤で、最高の風景の中を走れている。夏がずっと天気が悪かっただけに、とても嬉しいツーリングになっている。

高台特特の空間に午後の日差しが眩しい RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

記 2016/3/5

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Last Update 2020/3/19
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