北海道Tour13#1 2013/8/8 釧路空港→開陽-2

釧路空港→(町道・道道332)山花→(道道666)中仁々志別
→(道道243)下幌呂→(道道53)下雪裡第三
(以上#1-1)
→(道道243)南標茶→(国道391)標茶
→(道道13・町道・農道)上磯分内
(以下#1-3) →(道道1040)虹別→(道道885)養老牛
→(道道150他)開陽
 128km  RIDE WITH GPS

根釧台地への裏道ルート RICOH GR GR18.3mm1:2.8 標茶から多和平経由で虹別へ 赤は本日の経路
 

 14:00、標茶着。国道391沿いのセイコーマートは、パン屋併設というか、同じ建物の隣がパン屋さんだ。ここのオリジナル総菜パンが、確かサイクリング中だと問題無いぐらいカロリー系だった。あるいは近くの標茶高校対応型なのかもしれない、と思ったような記憶がある。

 Hotchefの無いセイコーマートだったが、カップ麺やら袋野菜やらみかんジュースなどを集中補給。その後後に携帯食目当てでパン屋さんに入ってみると、しかしながら今日の在庫はほとんど売り切れに近い。残っていたミニクロワッサン3個入袋を仕入れておく。何かめぼしい物を見つけるためには、お昼前に来る必要があるのかもしれない。

 14:35、標茶発。
 釧網本線に沿って北へ向かうと、駅の向こう側に新しいセイコーマートを発見してしまった。しかもなんとhotchef付である。お昼過ぎのせいか豚丼は売り切れていて、わざわざ食べ直さなくてもよかったのが不幸中の幸いだったが、標茶にセイコーマートが2つもあり、しかもこちらがHotchef付だということは覚えておかねばならない。というか、知らなかったのが悔しい。またいつか標茶に来るときには必ず寄らねば。と、このときはそう思っていた。まさか翌日、更に2日後も利用することになろうとは。

 いつの間にか空は暗くなり始めていた。雲が厚く低い。

静かな道道13で根釧台地の縁へ RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 時々小雨もぱらつくどんより雲の下、谷間裾の道を、町道から道道13に乗り換えつつ北上、小山の裾から狭い谷間を農道に入り込む。

 谷間はそのまま次第に高度を上げ、しかし突然急斜面に出会うこともなく、牧草地や冴えない低木の森の中淡々と続いてゆく。なんとなくこんな斜度のまま次第に根釧台地へと登ってゆくのだ。

 途中から突如道はダートに変わったが、地図上で自分の位置は把握できているし、少なくともこの道が行き着く多和平までの距離もせいぜい数km。やはり森や牧草地の中に細道が続く。

 周囲に人家はないが、開けた牧草地の中、熊の不安もあまり感じられない。なかなか良い道である。そんな道を牛に眺められながら少しずつのんびり北上、降ったり止んだりの天気は冴えないものの、良い気分である。

 砂利道が丘を上り詰めると、その向こうに丘が拡がった。
▼動画43秒 多和平を望む丘

ダート終盤間近、突如多和平登場 RICOH GR GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 少し向こうの丘の上のあずまや、建物は、忘れもしない多和平だ。多和平は中標津町の開陽台と並び称される、根釧台地の展望ポイントだ。開陽台は中標津町のカントリーサインになっているが、多和平も同じく標茶町のカントリーサインになっている。
 両方ともその売り文句は地平線なのだが、両者の趣はやや異なる。開陽台は広々と拡がる平地が感動的だが、こちらは起伏のある丘が自分の周りに拡がる、そのうねりが見物だ。地平線にそれぞれの地形が反映されているのである。そしてその風景はそれぞれ好みが分かれるようで、道東ファンの間ではどちらが好きかが語られることが多いが、しかしだからといってどちらが優れているというものではないと思う。両方楽しんでしまえばいいのだ。
 ちなみに私は開陽台にはほとんど毎年訪れているが、多和平は2002年に1度来たっきりなので、開陽台派といえるかもしれない。しかし、開陽台の展望台で美味しい軽食が食べられるように、多和平の美味しいシチューが忘れられない。しかし今日はややどんより曇りでもあり、とりあえず通過することにした。この後開陽台にに立ち寄りたいし。
 やはり自分は開陽台派なのかもしれない。

多和平から根釧台地を望む 赤は本日の経路

記 2013/10/20

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Last Update 2020/3/20
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