とかち帯広空港→帯広→上士幌(バス輪行)
(以上#1-1)
上士幌→(道道806)上音更→(町道)西上
(以下#1-3)
→(十勝西北部広域農道)士幌新橋→(国道274他)
士幌→(道道134・町道)下居辺
44km
RIDE WITH GPS
町外れのセイコーマートで補給後、12:35、上士幌発。
道道806で北側台地へ向かうと、町外れで唐突に森の中へ。
アップダウンからぐいっと台地に登ると、そこはもう十勝らしい牧草地とカラマツ防風林の世界。なかなか雰囲気がいい。
山裾のエリアなので、まずは登りが続く。標高差は大したことはないが、なだらかに傾斜する台地に、十勝北部全体の直交グリッドで強引に道が引かれているため、開けた雰囲気とは裏腹に意外に脚に来る道だ。
看板のナイタイ高原の文字に、そういえばそんなものもあったと思い出す。ナイタイ高原自体は、私が北海道へ来始めた頃からかなり有名だった程の絶景ポイントだが、2002年の通過以来ご無沙汰の場所だ。その時は幌鹿峠から下ったあやしいダートの後。例によって巻き巻き行程の焦りを感じ始める16時前、しかも濃霧がようやく晴れ始めたタイミングでの通過だった。通過しながらまた来ようなどと思ってはいたし、今の時間だけ見れば今日は訪問のチャンスかも知れない。しかし、この暑さ。300mを登るのは、余程の緊急性に迫られないと、その気になり得ない。
というわけで、ナイタイ高原へ登って行く道道806を何となくぼうっとし始めた頭で見送り、十勝平野一番北側の道をつないで上音更、ウオップ川と西へ。
山裾が近づいたり道が無くなったりするのを見計らって、西へは登り、南へは下りで直交グリッドをジグザグに。途中ではプチダートも登場した。
ちょっとした小川なのに段丘状の盛大なアップダウンになるのも、北海道の田舎道らしいよくあるパターンだ。風もかなり強く、日なたではさすがの35℃予報、直射日光と照り返しのダブル攻撃で暑くて仕方無い。
これらの総攻撃で、ペースはイメージよりがくんと下がる。でも、走り始めてこれが北海道の道であることを思い出すのも、いつものパターンだ。
一方で風や木陰が涼しいのは、さすが十勝北端の上士幌。
カラマツの雰囲気のいい木陰で少し休憩など取っていると、暑い日が続いているためか、アブがかなり多いことに気が付いた。奴らもかなり気温に左右されやすく、そう考えると何だか愚かな奴らに見えてはくるものの、うっとうしさは変わらない。
牧草地、防風林、北側の山裾、地平線に青い空。鮮やかな景色の、のんびり夏ポタなのであった。
記 2011/10/2
#1-3へ進む #1-1へ戻る 北海道Tour11 indexへ 北海道Tour indexへ 自転車ツーリングの記録へ Topへ