2010/4/17 桜の高遠 #1-2

茅野→(国道152他)杖突峠 (以上#1-1)
→(国道152他)高遠城址公園→(県道211他)非持
→(国道152他)鹿塩温泉  66km

桜満開 夜はライトアップの鹿塩温泉「塩湯荘」 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 杖突峠から高遠城址公園経由で道の駅南アルプスむら長谷へ 赤は本日の経路

 登り発熱であまり気になりませんでしたが、下り始めるとやはりけっこう寒い。

 でも、途中片倉、藤沢辺りで旧道へ足を進めると、辺りはもうすっかり春の陽射しでぽかぽか。
▼動画2分28秒 片倉辺り

▼動画55秒 藤沢辺り
 色とりどりの花や芽吹き始めの草の緑色も楽しい細道です。

 ループ橋をぐるっと登り、高遠城址公園着は15:00。

 午前中閉鎖だったのに、開園後3時間にして一気にお客さんが押し寄せ、場内は既に激混み、阿鼻叫喚の巷。

朝の雪では心配されたが着いてみると満開ぽかぽかの高遠城址公園 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 満開の花はそろそろ散り始めで、頭上一杯の桜の雲に花びら絨毯状態。桜と人混みの中ではぐれてしまわないように気を遣いつつ、花見の予定はきっちりこなされたのでした。

 高遠湖の脇を通って美和ダムを通過、道の駅「南アルプスむら長谷」到着は15:50。

 青空の下、そろそろ日射しは赤くなり始めますが、やはりここでもきっちり予定はこなし、いよいよ16:20、道の駅出発。

美和湖から分杭峠経由で鹿塩温泉へ 赤は本日の経路

 これから分杭峠越えです。
▼動画1分51秒 桜の美和湖畔

 美和湖を過ぎて黒河内〜市野瀬辺りでは、そう広くない谷間ながら秋葉街道特有の澄んだ開放感のある空が拡がります。

 その景色ももはや夕日で真っ赤っか。しかし、この時間からの峠越えにも、何故かみんなには焦りはありません。
▼動画1分19秒 馬越→市ノ瀬へ 16時過ぎから峠越え

 こういうのが気の合ったグループツーリングの良いところだねえ、等とふじ→さんとお話ししつつ。

 一野瀬の先からは斜度がぐっと上がり、谷もぐっと狭くなってぐいぐい登り始めます。
▼暮れなずむ分杭峠手前 展望210°画像上でマウスをドラッグしてください

暮れなずむ分杭峠手前 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 18:00、分杭峠着。

次第に蒼くなる山々 一人だったら心細くてしょーがない しかし大勢だと安心なのが有り難い RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 日の長い春ではありますが、さすがにこの時間、もう辺りは一気にどんどん暗くなっていきます。夜になっていくのと標高が上がったのとで辺りも急激に気温が下がり始めてかなり寒い。

美和湖から分杭峠経由で鹿塩温泉へ 赤は本日の経路

 辺りが完全に真っ暗になってからも長い長い下りが続きます。民家が登場しては消え、いくら何でもそろそろだろうと思った頃、先頭のできさんが分岐で立ち止まってくれました。こういうのもグループツーリングの安心なところです。
 19:15、鹿塩温泉「塩湯荘」到着。

 前回2001年秋のできさんの「秋葉街道オフ」では断念したこの鹿塩温泉。温めで塩っ辛いお風呂は噂通りで、旅館の中にはランドナー写真が。さすがはツーリスト御用達の宿です。

 夕食は鯉や岩魚など地の物ばかり。蜂の子もちょっと入っていましたが、ビールの酔いとともに食べてみると、なかなかこってりしてそう悪くない味ではありました。
 夕食後は作戦会議と熱い語りで就寝は23:30。語りすぎてもう一度温泉に入るのを忘れてしまったのがちょっと残念でしたが、この作戦会議でできさんから、秋葉街道旧道の中尾峠に300m登って下る、翌朝の「早朝ポタ」が提案されたのでした。

記 2010/4/21

#2へ進む    #1-1へ戻る    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2019/8/6
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-10 Daisuke Takachi All rights reserved.