2010/4/17 桜の高遠 #1-1

茅野→(国道152他)杖突峠
(以下#1-2) →(国道152他)高遠城址公園→(県道211他)
→(国道152他)鹿塩温泉
  66km

雪解けの予定が冬景色の杖突峠 しかし日差しは確実に明るい RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 出発の朝。5:00に起きてTVを点けると、天気予報で「雪が」とか言ってます。何言ってんの、と外を見ると、何と外はみぞれ混じりながら確かに雪が降っています。街灯に照らされた白い路面、同じく白くなった駐車中の車が見えました。
 立川で順当にスーパーあずさの皆さんに合流。列車は高尾を過ぎていよいよ山間へと向かいますが、車窓風景はもはや雪国そのもの。4月のはずなのに、事実とのギャップを受け入れられない感覚との葛藤に悩みます。おまけにatsさんによると、駅では「韮崎の先で倒木があった」とのこと。うーん、ちょっとやばいかも。
▼動画41秒 スーパーあずさ 鳥沢辺り? 一面雪国

 笹子トンネルを抜けて甲斐大和を過ぎると、空の中に青空が見え始めました。いつの間にか空気は澄んでいて、雪が降った山々がくっきり見えます。勝沼辺りでは青空の下に甲府盆地が拡がり、塩山を過ぎると巨大な富士山まで見え始めました。
▼動画37秒 スーパーあずさ 雪国甲斐大和→勝沼間 ちょっと晴れてきた
▼動画15秒 スーパーあずさ 勝沼辺り 青空の甲府盆地が見える

 と、列車は急に減速し、山梨市駅で停まってしまいました。更にその後甲府で約2時間の停車。件の倒木でこの先小淵沢・韮崎間で下り線全面ストップとのこと、いつ頃運転再開かも未定でした。線路上の倒木は、単に倒木撤去だけではなく架線がらみのトラブルも併発することがあるようで、倒木による長時間ストップの話は珍しくありません。更に車内放送では「高遠城市公園も大雪で閉鎖です」とのこと。ダブルパンチです。
 まあしかし、ここでじたばたしても始まりません。JRの指定席特急料金は2時間の遅延で全額払い戻しになります。JRも甲府までスーパーあずさを通したもののその先は諦めてしまったようで、列車は甲府から動く気配がありません。我々も宿まで全輪行のタイムリミットだけ協議&確認して、あとは適当にぺちゃくちゃおしゃべりしたり、駅外のタリーズでコーヒーを仕入れに行ったり、気楽に過ごします。この時点でとしさん、akiさんのお知らせも読むことができ、「12時無料開放なら逆に都合いいじゃん」とひと安心。全く予測しなかったこの非常事態ですが、できさんが予約して下さった全員ひとまとまりの指定席が、考えられる最上の結果となりました。
 しかしできさん本人は、今年3回目のオフ当日の大雪に、終始浮かない顔だったのでした。

 結局スーパーあずさは10:50再び甲府出発。
▼動画5分55秒 スーパーあずさ登りを激走 南アルプスばっちり 穴山→長坂

 青空の下立ちはだかる南アルプスに八ヶ岳、桜、桃、菜の花など春真っ盛りの景色と残雪を、上り調子の強く明るい日射しの中で眺めつつ、快調にぐいぐいぶっとばしますが、結局茅野着は2時間半弱遅れ。

 ところで、できさんがGPSでこの間の記録を取って下さっていたので、ここに転載させていただきます。サイクリングの記録と同じく、GPSだと結果が一目瞭然で恐ろしく客観的です(しかも網棚計測でこの精度)。

GPSログ表示はカシミール3Dを使用しています。
Copyright(c) 2010 できさん

 つい要らぬ分析をしてしまいますが、高尾→塩山の定時運転区間では105km/h止まりで、普段よりちょっと速度が乗っている、という印象通り。その状態でも正確に100km/h付近〜80km/hでのこぎり運転が行われている安定ぶりは、いかにも破綻の無いJR東らしく、同時に某社製列車運行(?)ソフトの優秀さを垣間見るような気がします。
 甲府での足止め長時間停車の後、グラフ後半部分の3つの山が甲府→韮崎→小淵沢→茅野のように見えますが、甲府再出発直後、スーパーあずさにしちゃ気が狂ったような鬼気迫る走りだった辺りは、やはりピークで120km/h越えのようです。竜王辺りでまた減速しちゃって残念でしたが、運転手も欲求不満でちょっと手が滑った?のかなー、なんていう感じでした。
 また、同じく韮崎から先では、25‰連続登り区間の感動的な爆走がかなり正確に捉えられていて見ものです。ここも普段はもうすこしおとなしい走りではないかと思いますが、GPSログからは、この標高500mを一気に駆け上がる全国でも有数の登り区間で、インバータ制御の大出力E351系ならではの100km/h定速運転を行っている様子が読み取れます。

 当日は右に左に最高級の絶景が連続、そして走りは最高、おまけに特急料金は全額払い戻しでタダ。「君はスーパーあずさを見たか!」等とつぶやきたくて、かなりどきどきしていました。普段のスーパーあずさではやや押さえたクールな走りのE351系ですが、ほんとは熱い奴なんですねー。

茅野から杖突峠経由で美和湖へ 赤は本日の経路

 自転車を組み立てて出発は12:20頃、これもそのまま2時間半弱スライドです。

 コンビニに立ち寄ってからおもむろに杖突峠へ登り始めると、青空の下に真っ白の八ヶ岳、美ヶ原方面が見え始めました。
▼動画1分1秒 杖突峠登り始め 諏訪盆地広々

諏訪盆地の拡がりが登場 蓼科・美ヶ原方面はまだ真っ白 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 それら手前の裾野は諏訪盆地、そして諏訪湖へと拡がり、春の強い日射しと澄んだ空気でともにあまり見たことのない開放感、透明感のある景色になっています。

諏訪盆地の展望良好 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 カラマツ林の中、そんな景色に足を停め停め登っていると、やはり1000m過ぎぐらいから道ばたに雪が目立ち始めます。
▼杖突峠手前 無料展望台にて 展望210°画像上でマウスをドラッグしてください

杖突峠手前 無料展望台にて 諏訪湖も見える RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 杖突峠無料展望台から雪景色の杖突峠へ。この時点で14時。

記 2010/4/21

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Last Update 2010/11/21
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