清里→(県道28・国道141・村道)野辺山
→(村道・県道106)大深山→(県道68)梓山
(以下#3-2)
→(梓山林道)三国峠
(以下#3-3)
→(村道13)中津川
57km
朝、起きるとそこは清里YHの2段ベッドの中。いや、別に昨夜泥酔して意識を失った訳じゃないのですが、寒いとはいえ昨日の朝、山奥の-4℃の世界とはやはり異なる里の朝。それにしても昨日は印象的な1日でした。
今日はこの3日間のツーリングの締め、中津川林道で秩父へ抜けてしまいます。窓から見上げる空は曇りですが、天気予報は晴れ。そのうち雲が切れて青空が拡がるのでしょう、きっと。
9:05、清里YH発。まずは県道28で清里の上手を回り込んで昨日の国道141に合流。ああ、昨日の疲れがまだ取れていなくて、初っぱなの登りで早くも息切れする私なのでした。何かかなり疲れが溜まっているようです。
途中の分岐では国道141の旧道らしき道を経由してJR最高地点へ。いつも目を付けてはいたこの道、今回が訪れるのは初めて。道の表情自体はちょっと昔風の国道っぽいですが、静かな森の中の道はなかなか魅力的でした。
道は唐突にJR最高地点の脇で小海線沿いの道と交差します。地図で見るとこの通りなのですが、そうか、こっちの道だったんだ。と思いつつ、最高地点はスルー。
野辺山からこっちに来ると、いつも向かい風を感じて足が重くなるこの道。こっちから野辺山に向かうと、脚を停めたままですぐ30km/h出ます。すごく下ってるのを実感します。ここも地図で見るとまたもやその通りなんですが、いつも広々とした景色なので斜度が視覚的には全然感じられなかったのでした。もっとも、野辺山に来るまでにクリスタルラインやら西上州各峠やらでもともと視覚が上り坂に麻痺しちゃあいます。
そんなことを考えていると、すぐに野辺山に到着。
野辺山駅前はぽかぽかの陽射しで暖かく、しばしソフト休憩。Aコープ補給もこなし、10:15、野辺山発。
川上村までは標高差200mの下り。
すとーんと一気に下ってしまうその下りっぷりは、やはりいつもの逆方向、川上村→野辺山の印象とは全然違います。ここも地図では確かに200mも登っているのですが、広々とした景色に視覚は完全にだまされているのを実感しました。
裾野から谷間に降りるためか、前回の6月訪問時と同じく、やはり気温が急に低くなります。今日は夏沢峠対策の耐寒装備があるので、この程度の寒さじゃびくともしません。
大深山に降りていつものスーパーNANA'Sで更に小休止後、県道68を遡ります。
千曲川上流部の谷間は文句無い快晴。やや開けた谷間はさっきの八ヶ岳裾野との段丘部よりは明らかにぽかぽかです。
あまりに暖かなので途中で衣装替え休憩も挟みつつ、のんびりと進みます。
谷はいつの間にか狭くなり、秋山を通過。この辺りから何となくアップダウンが現れます。
やはりちょい登りで一杯一杯のワタクシ。この先が思いやられますが、まあ強者メンバー揃い、いざとなっても何とかなるでしょう。
梓山に着き、いつものヤマザキデイリーで休憩。この後は三国峠、中津川林道とずっと無人区間です。いろいろ仕入れて11:50、梓山発。
記 2010/1/31