清里→(県道28・国道141・村道)野辺山
→(村道・県道106)大深山→(県道68)梓山
(以上#3-1)
→(梓山林道)三国峠
(以下#3-3)
→(村道13)中津川
57km
梓山の集落を抜けた最初の高原野菜畑から、すかっと晴れた青空の下に道が続きます。
後ろを見るとにこにこのNUTSさん。6月の訪問時はぱっとしない天気でしたが、再訪でようやく晴れの三国峠を楽しめそうで、期待が高まっているようです。
案の定、峠区間に入ると今日は木漏れ日ばっちり。
梓山から2/5の高原野菜畑でも、秋の空が真っ青で、陽射しはぽかぽかです。
途中、峠区間約3/5の水場で小休止。台風がらみの雨のためか、やや水量多めの今日の水場です。この水場手前に少し続く斜度の緩い区間が有り難くてしょーがないワタクシとしては、ウレシイ休憩ポイントです。
その後は再び登り開始。またもやちょっと身体に負荷が掛かっただけで息切れ&目眩がする私なのでした。
でもまあ、紅葉が始まったカラマツ林に、開け始める展望と、脚を着く口実は一杯。
のんびりゆっくり登るのに、ネタの不足はありません。
13:30、三国峠着。3人とももう初めての道じゃありませんが、良い峠は何度来てもいい峠です。
まずは信州側、川上村の景色をしばし眺めます。三国峠は長野県から埼玉県へ抜ける峠ですが、眼下の山々がなだらかに拡がる景色は、上信国境各峠に共通する信州の風景。
山肌は紅葉というよりやや茶色っぽく、さっきまで晴れ渡っていた空の雲が広がって、景色は暗くなってきました。予想しなかった事態ですが、雨の降る気遣いは全くありません。
まだあまり雲に覆われないうちに、秩父側の景色も眺めておくことにしましょう。毎度ながら奥秩父の力強い山々に彫りの深い谷間が連なって奥へと続く風景が圧巻ですが、さっきまでの晴れ渡った真っ青な空が嘘みたいに、空の中に雲が増え始めています。
岩がごつごつと猛々しい峠の秩父側は日が陰ってやや寒々しい雰囲気。信州側に戻ってしばし昼食タイム。現れては消えるぽかぽかの陽射しの中、やはり去来するオフロード集団、単独MTB、乗用車等を見送りつつ、眼前から下界へ拡がる景色の中に身を置く幸せをじっくり味わいます。
記 2010/1/31