湯檜曽→(県道63)粟沢→(林道栗山西線)一畝田
→(県道63)湯ノ小屋
(以下#2)
→(県道63)戸倉→(国道401)大清水
(以下#3)
→(奥鬼怒林道他)日光沢温泉 68km
高崎の上越線車内で皆さん合流、今年もそろそろ増え始めたじじばばハイカーと一緒に水上乗り換えで湯桧曽駅に予定通り8:23到着。
早朝の地元駅では大雨と言っていい本降り、高崎では雨こそ降っていませんでしたが、雲は低く路面はぬらぬら。水上でも辺りはしっとり気味だったのが、湯桧曽の駅前に着いてみると何と雨が降った形跡すらありません。そして、勢い良く生い茂り始めた広葉樹で、辺りはこの季節特有の明るい緑の世界、耳の奥に高周波で響きわたるほどのエゾハルゼミの大合唱が我々を出迎えてくれています。
今日はいけそうです。雲は低いですが気分は盛り上がりつつ、意外にも美味しい駅の便所(しかもSK)水をボトルに入れ、8:55、出発。いいんです便所水でも。だって谷川水系ですよ。
林道栗山西線で藤原湖をショートカット。
さすがにこの山奥でこれだけ雲が低いと、250m登っている間に顔に水滴を感じるようになり、路面もしっとり濡れてきます。
お構いなくどんどん進むと、藤原湖畔に降りてきた久保では何とかたまに水滴を感じるぐらいに。今日はこのあとどんどん山奥に入って標高も上がるので、多分こんな感じで1日持てばめっけもんなのでしょう。
久保から利根川(!)を遡って奈良俣ダムまで、集落〜渓谷〜森と程良く景色が入れ替わるアップダウン。
程良く登りますが、登った分はほとんど下ってしまい、奈良俣ダム下では結局さっきの林道栗山西線の最高地点とほとんど変わっていません。
しかし、道を包む明るい緑とセミの大合唱に道を包む木々と緑色に薄暗い光、そして時々姿を現す上越国境の残雪の山々。相変わらず来て良かった気分にしてくれます。
区切りの良い湯ノ小屋の一番下手で小休止後、10:10、湯ノ小屋出発。
ここからは坤六峠峠への登り開始、しばらく木の根沢沿いの谷底に道が続きます。
記 2009/6/10