朴の木→(林道)経塚峠→(国道405)高谷→(県道278)横住
→(県道61)岡村→(市道他)大栃山→(市道)横川
→(県道61)福平→(市道他)国田→(県道241)山直海
(以上#2-1)
→(市道)尾神→(県道78他)坪野→(市道他)東横山
→(県道524)黒岩→(県道25)小村峠→(林道)市野新田
(以上#2-2)
→(市道)駒之間→(県道13)川谷
→(県道78・241)名木山→(県道376)蕨岡→(国道253)山崎
→(市道・県道503)沢田→(県道43)安塚→(国道403)樽田
→(国道403)小黒→(国道405)経塚峠→(林道)朴の木 91km
だだっと下って着いた市野新田は、黒姫山を望む開けた盆地でした。
頸城地方とは待ったく異なる開放的な表情を持つその景色、やや雲が増えてきた空も加わった寂しい雰囲気、また新たな発見となりました。しばらく一同写真撮りまくりです。▼動画1分21秒
14:35、駒之間からようやく桜坂峠へ向かう県道13へ。
冬季のみならず6月ぐらいまで通行止めが続くこの道、途中からいきなりかなり細めの茂みの坂道が登場。
「熊出没」の看板もあり、そんな雰囲気がぷんぷん漂う怪しそうな茂みが道ばたには続き、ちょっとはらはらさせられます。また、狭く閉鎖的な険しい谷間に、積雪通行止めの期間の理由を実感。
15:05、桜坂峠到着。この後は県道13で大島へ、一発名無し峠を挟んで安塚へ向かう予定でした。しかしよく考えるともうそろそろ時間が押しています。それにこの先100mぐらい下ってからまた下ったのと同じぐらいの登り返しが待ち構えています。それだと道の駅「雪だるま物産館」へ帰りに寄れないかも知れない。ここには昨日呑んだどぶろくと、猫どもに良く効くマタタビがあるのです。
ここは安全策を取って名木山、小麦平経由でほくほく線の谷間に降り、最小限の登り返しで安塚へ向かい、万全の体制で道の駅「雪だるま物産館」を目指すことにしました。
桜坂峠を下り、途中の分岐から県道78へ。
川谷の集落の途中で、県道78はいつの間にか県道278に名前が変わります。いや、分岐を覚えていないだけなのですが。
川谷を過ぎ、途中からはこの時間ややしんどい登り返しが登場。
名木山からは県道376へ。
ほとんど登らずに稜線を越えると、あとは小麦平、上猪子田とほくほく線の谷まで山腹の下りとなります。
谷間を見下ろしつつ、断続する集落と杉の中をの中を抜けてゆくこの静かな細道、頸城でも個人的お気に入りの道の一つで、思いがけない再訪となりました。▼動画2分1秒
上猪子田の先で一気にすとんと下り、そのまま谷底へ下りきると蕨岡。国道253合流です。
あとは県道43〜道の駅まではほぼ平坦。一方でもう16時前、次第に辺りは夕方っぽくなってきました。何とか安塚、その先の小黒でどぶろくを調達すべく酒屋を訪れてはみましたが、やはり昨日のどぶろくは道の駅に行かないと売っていません。
結局樽田まで遡り、16:30、道の駅「ゆきだるま物産館」着。
努力して着いた道の駅でしたが、どぶろくもマタタビも売り切れと残念な結果に。しかし、地元産のパンやソフトなど、宿までもう一登り400mの前に補給ができて助かりました。特に美味しかったのがコロッケ。ソース味とタマネギが実に美味しく、2パック一気に平らげてしまいました。
小黒まで逆走、国道403から経塚峠へ。
途中からは日が暮れてほぼ真っ暗になりましたが、もうここまで来ればとりあえず脚を回してさえいればあとは宿まで時間の問題。
最後は暗闇の「愛の七曲がり」を登って、17:35頃暖かい宿に到着。
2日目から参加の皆さんはほぼ全員到着済み、暗くなっても帰ってこない我々に気を揉んでいたようですが、その他頸城の丘陵に予想以上に手を焼いた方々も含め、時間通りにみんな揃って夕食を迎えることができました。
その夕食、昨夜とはまたがらっと変わったオイシイ料理が勢揃い。特に甘エビの刺身、お汁に、絶品の手打ち蕎麦がとても美味しく、みんなで満腹になりました。
記 2009/3/8