朴の木→(林道)経塚峠→(国道405)高谷→(県道278)横住
→(県道61)岡村→(市道他)大栃山→(市道)横川
→(県道61)福平→(市道他)国田→(県道241)山直海
(以上#2-1)
→(市道)尾神→(県道78他)坪野→(市道他)東横山
→(県道524)黒岩→(県道25)小村峠→(林道)市野新田
(以下#2-3)
→(市道)駒之間→(県道13)川谷
→(県道78・241)名木山→(県道376)蕨岡→(国道253)山崎
→(市道・県道503)沢田→(県道43)安塚→(国道403)樽田
→(国道403)小黒→(国道405)経塚峠→(林道)朴の木 91km
11:15、山直海着。谷間奥のポケットのような拡がりの、落ち着いた山里らしい表情の集落です。「静かな静かな、里の秋」という歌が思わず頭に浮かぶようなその佇まい、いつも訪問が楽しみな風景です。
山直海で万屋休憩を目論んでいましたが、生憎お休みなので、そのまま尾神への登りに入ります。
厳しい登りっぱなから緩急ある坂が、しばらく200m弱ぐらい続きます。尾神からは、また下って登り返し。この150m程の登り返しがけっこう厳しく、堪えます。
しかし厳しいだけあって、途中からは辺りの雰囲気が次第に広々と明るく開け、やがて棚田の下に高田平野が一望に。オイシイ水場もあって、皆さん大喜びで給水します。
尾神岳中腹の道は、地図で途中道が途切れる大谷口を通ります。わずか300mほどのこの空白区間、通ってみればいつ通過したかわからないぐらいに完全舗装。狙い定めて展望ポイントで停まって開けた高田平野を眺めてみますが、いつの間にか低めの雲が増えてきて、空はどんより、辺りは薄暗くなっています。今日はこんな感じで天気がころころ変わるのかも知れません。
東横山からは県道524。黒岩までは再びしつこいアップダウンが続きます。
12:45、黒岩到着。ようやく万屋が出現、ダムサイトには洗面所もあり、ここでようやく休憩に。
とはいえもうすぐ展望ポイントの小村峠、あまりうだうだせずにここは先へ進みます。
小村峠までは県道25。すっと開けたまっすぐの谷に約100m強、かなりだらだらの煮え切らない登りが続きます。
おまけに最後はしばらく平坦。西側からは非常に締まりのない峠です。
ところが、峠では突如眼下200mの盆地が一気に拡がります。
13:30、そろそろタイミングも良く、眼下の展望を楽しみつつおにぎりタイムとします。しかし、ここへ来て空には再び雲が増え、雨の気配は感じられないもののなんだかあまり落ち着きません。
そこで、ここはそそくさと先へ進むことにします。小村峠からこのまま野田方面へ下ってもいいのですが、ここでちょっとショートカットのつもりで県道25を少し戻り、桔梗峠方面へ向かい、市野新田からすぐ県道13へ出ることにしました。ショートカット効果と、それにこっちなら国道353の中山峠を避けることができます。
まあ、国道353も交通量は多くないし、たかだか標高100mの登り返し、避けると言うほどの話でもなかったのですが、地図の県道25から桔梗峠方面への分岐で、目の前に現れたのはダートでした。しかも所々結構時々砂利深めの箇所も。
ダートの稜線越えの道から桔梗峠へは、しばらく稜線上の道へ入ることになるようでした。どうも茂みに埋もれそうな、野生動物が現れそうな雰囲気のその道を眺めるに付け、桔梗峠は経由せずに市野新田へ最短距離で下りきってしまうことに。
記 2009/3/8