頸城の秋07 #2-4
2007/11/4 朴の木→松代

朴の木→(林道朴の木線他)真荻平 (以上#2-1)
→(林道菱ヶ岳2号線)菖蒲 (以上#2-2)
→(林道天水島野々海線)深坂峠
(以上#2-3)
→(林道天水島野々海線)大厳寺
→(林道大厳寺線)天水越→(国道405)天水島→(県道80)松之山
→(国道353)池尻→(国道253)松代   55km

松代到着間近 あとひと下り RICOH GR DIGITAL GR5.9mm1:2.4 野々海峠、深坂峠から大厳寺原牧場経由で天水越、松之山温泉へ 赤は本日の経路

 いつも空の中で頸城から日本海へと続く絶景に立ち尽くす峠の碑の広場へ、一応自転車を停めてはみたものの、今日は雲で何も見えない深坂峠なのだった。おまけにとにかく寒い。標高が上がったのと雲の中であることの相乗効果で、想像以上に寒くなってしまっていたのである。このままでは風邪を引いてしまう。おまけに菖蒲高原牧場でお昼を食べられなかった為に、kiyonagoさんも私もそろそろお互い無口になり始めていた。
 ここはもうとっとと素早く下ってしまおう。

 少しするするっと下り始めると、間もなく雲の下に出た。雲の下にはさっき深坂峠から眺めるはずだった東頸城丘陵がいつものように拡がっていた。

 しかし、相変わらず気温は低い。秋の服装でいられる限界を軽く超える寒さに、絶景もそこそこに再びそそくさと下り始める。

 再び粛々と下り続け、信越国境の稜線から山裾のブナ林へ。

 大厳寺原牧場のレストハウスはどうやら営業していそうな雰囲気が漂ってはいたものの、相変わらず雲は厚く、もはやこのまま一気に松之山温泉のヤマザキデイリーまで下ってしまうことになった。

 あとはそのまま山裾から丘陵の棚田区間へ、そして国道403に合流。

 だいぶ拡幅が進んでいる国道403、以前の細道だった頃の景色が思い出されるが、あまり感傷に浸らずに谷底の天水越へ。

 天水越、天水島と集落の中を更に下り、16:00、松之山温泉入口のヤマザキデイリーストア到着。

天水越から松之山経由で松代へ 赤は本日の経路

 まずは缶コーヒーで腹を温める。うまい。いかに身体が冷え切っていたかを思い知った。そのままパン、カップ麺などで集中的に補給し、ちょっと落ち着いたところで今後の経路を相談。
 もう日没まで1時間程度。松代までアップダウン含みの頸城ペースで考えると、松代まで一杯一杯の時間である。身体が冷えていたので、いっそ松之山温泉へ浸かってバス輪で松代へ向かう案も魅力的だった。しかし、結局ここはあまり欲張らず、松之山から国道353で池尻へ、そのまま国道253で松代という最短コースを取ることにした。

 松之山の市街をそのまま通過し、国道353へ。以前車で通っただけだったこの道、実は標高差100mの単純下りで、広めの道の交通量はまあそこそこツーリング許容範囲内。

 だだっとスピード感ある長い下りはなかなか快適で、今日の収穫の一つと言えた。

朴の木から野々海峠、深坂峠経由で松代へ 赤は本日の経路

 16:30、松代着。下ってしまえば下る一方で、30分で下ってしまえたのも有り難かった。松代駅近くのセブンイレブンの隣には肉屋の弁当屋があり、ここのカレーが典型的な肉屋のカレーで、腹が減っていた以上に美味い。特にkiyonagoさんが頼んだカツカレーは、堂々たる厚切りロースが圧巻だった。次回、是非東頸城丘陵のアップダウンの後にチャレンジしたい。

記 2008/3/17

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Last Update 2008/3/28
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