北海道Tour07 #9-1 2007/8/16 三里浜→仁宇布

興部→(国道239)下川
(以下#9-2) →(道道60)上幌内→(道道49他)仁宇布    102km

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 夜中から雨音が続いていたので、布団の中にいる時点でバス輪行は決まっていた。宿の管理人のおじさんによると、湧別行きの町営バスは6:42とのことだった。
 ということは6時に朝食を食べても、間に合うということである。で、食べて行けということで有り難く朝食をいただき、出発しようとした段階に、その時刻が1時間近く間違っていたことが判明。
 一時間待とうと思ったが、何だか夕べから宿に手伝いに来ていたおばさんが中湧別まで車で帰るので、バスターミナルまで乗せてくれることになった。というわけで、流されるままけっこう有り難い状態が実現、霧のサロマ湖北岸から岸辺の低地を中湧別バスターミナルに到着。

 今日は湧別から再び山側へ向かい、遠軽の先から上原峠他2ヶ所の峠越えで滝上へ、滝上から上紋峠と下川への名無し峠、その先は下川から道道60幌内越峠と道道49美深松山峠で仁宇布終着という、今回の計画の中でも随一の山岳コースとなる予定だった。しかしこの雨でその予定も変更だ。まあ本当のところ、少し「助かった」という気分ではある。

 それよりこの先、天気予報では午後から雨が上がるとのことだが、少なくともこれから区切りのいい紋別辺りまで輪行する必要がある。紋別から走り始める場合でも、紋別着の時間を考えると、速攻で滝上から上紋峠へ向かわないと、その先の行程に無理が出そうだ。そのためには、紋別で天気の心配が無いぐらいに雨が上がっている必要がある。

 肌寒い雨の中そんなことをうじうじ考えつつ、中湧別で一時間強待ち、バスに揺られて紋別へ。果たして紋別ではまだ雲は厚く低い。雨は辛うじて上がっていたが、この先海岸沿いの国道238を雨の中走るのはまっぴらごめんなので、安全策込みで興部まで再度バス輪行することにした。

 結局興部到着は11時前。自転車での所要時間より、ずっと時間が掛かってしまったことになる。

興部から天北峠経由で下川へ 赤は本日の経路

 11:50、興部発。
 国道239を興部から走るのは久しぶりだ。前回は2003年逆方向から、大雨で意識不明寸前、一刻も早く興部に着いて欲しいと思いながらの訪問だった。雨と寒かった記憶しか無い。今回通ってみると、道幅や表情自体は国道っぽいものの、興部を出るとすぐ車が少なくなり、辺りは牧草地に畑に低山がのんびりと続くのんびりした良い道だ。

 そののんびりした道で、またもやGRDが絶不調だ。しかも今回は、今まで不調の時でもスイッチONの何回かに1回正常起動していたのが、遂に起動できなくなったようだった。路上で電池を入れたり出したりレンズ駆動部をいじったり、遂にGRDを諦めて銀塩のGR1をメインカメラとすることに腹を決めた。ネガカラー残量はあと6本。この先下川だったらカメラ屋ぐらいあるだろう。無ければ浜頓別で捜すまでだ。

 低山に挟まれた興部川の谷間は曲がりくねって、大して登ってもいないのに妙に時々狭くなったり、又拡がって畑が始まり、その度宇津、中興部と、国道を挟んだ寂しげな表情の集落が現れた。

 オレンジ色の公営住宅が印象的な西興部から先は、ここ数年滝上から迂回して通っているので、滝上からの距離感覚しか無い。改めて興部から来てみるとなかなか距離があり、意外に時間が掛かってしまった。その毎年の訪問は、実は毎年毎年上紋峠が雨不安な天候で流れての迂回である。今年もそうだが、なかなか訪れにくい峠だ。

 西興部から登り傾向がやや鮮明になるが、やはりのんびりした牧草地と畑の中の道が楽しい。奥興部を過ぎるとその名も拳骨山のごつごつした岩が見えてくる。ここはかつて名寄本線の写真を撮りに来たことがあり、この低山の威容を眺める度にその時のことを懐かしく思い出す。

 奥興部の先は谷が一気に狭くなり、しばらく谷間の一直線登りが続いて、14:00、天北峠通過。ここもかつての名寄本線乗車時、最初一緒に谷底を併走する国道を見下ろしていたのがだんだん高度を上げ、最後は見上げるようになったところで峠だったのを覚えている。いつも廃線の埋もれている茂みを眺めながら、そんなことを思い出す。

 あとはもう下川までひたすら下りである。一の橋、仁の橋と、やはり国道を挟んだ寂しげな表情の集落と、畑、牧草地が代わる代わる現れた。風もやや追い風気味、多少遅れ気味なのを一気に片付けてしまえ。

興部から天北峠経由で下川、サンルへ 赤は本日の経路

 15:05、下川着。セイコーマートが町の逆サイドにあるので、とりあえず仁宇布への分岐を通過。しかし、セイコーマートの前にとりあえずカメラ屋を見つけた。ここで懸案のフィルムを仕入れないといけない。
 店の木製ショーケース奥には、眼鏡のおじさんが暇そうにしていた。いかにも田舎のカメラ屋という風情の店だが、こういう店には逆に不動在庫の面白い品物が多いのは自転車店と事情は同じだろう。結論から言うと、やや高め価格ではあったが、富士のネガカラー10本を問題無く仕入れることができた。
 この店、工事用フィルムの在庫が異常に多い。地方だと道路工事が多いからこんなもんかとも思うが、あるいは今外周道路を建設中の、2年前この下川の旅館で噂を耳にしたサンルダム関連のものかもしれない。いや、工事写真など今や全面的にデジカメのはずなのだが。

記 2007/9/24

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Last Update 2007/12/31
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