奥相模湖から道志みち経由で山中湖・富士吉田へ 赤は本日の経路

2004.4/24
富士山ツアー05 #3

本川越→(市道他)羽村→(都道163・180・250・165・他)伊那
→(都道7)五日市→(都道33)甲武トンネル(以上#1)
→(県道33)上野原→(県道35)奥牧野
→(町道・県道76)奥相模湖(以上#2)
→(町道・県道76)上青根
→(国道413)平野→(県道729)山中→(村道)忍野八海
→(村道・国道138・他)富士吉田 142km  FCYCLE

道志みちも春景色 RICOH GR1 GR28mm1:2.8 CTS200

天神トンネル 長又へ 道志川へ急降下中

 今まで狭いイメージの谷間だったのが、短い天神トンネルを抜けて道志川の谷に出ると、何だか多少広々とした印象。やはり山中湖から続く道、ということなのでしょう。

奥相模湖へ 上流側 空は青々 段丘上へ 道志みちを目指す
青根の旅館Ωカーブ松 網通料以外は昔とそんなに変わらない雰囲気 両国橋の茶店でちょっと休憩

 下りきった奥相模湖から再び青根の道志みちへ。今まで極端に車の少ない道だったためか、行楽客の車にバイクが多い道志みちはちょっと埃っぽくうるさい印象です。
 青根までは登りでしたが、道志みちは町村境の両国橋へ下り基調。昔からツーリストにはお馴染み、Ωカーブ旅館の松等を横目に、とりあえず両国橋へ。

両国橋から登り返し 見下ろす渓谷も青々 空も青々 ロード乗り多し

 小休止後、12:10、再び出発。すぐに道はぐいぐい登り、道志川の渓谷を見下ろすようになります。新緑と清流の大渓谷は標高差100m以上。犬越路への道もちらちら見えます。あっちも一度は行ってみたい道です。

道志村中央部へ 大栗 竹ノ本

 両国橋を出てすぐ谷底から一気に離陸した道は、その後緩登り基調のアップダウンが続きます。そんな道が続く間に、谷底は次第に登ってきて、いつの間にか道の脇に道志川が流れるようになります。村役場やツーリストに有名な旅館のあるこの辺りまで来ると、道志川沿いに集落と畑がしばらく連続します。

さっきまで大渓谷だった道志川がこんな近くに 田圃や山葵田が開ける 道の駅間近

 どことなく開けた独特の雰囲気があるこの谷間ですが、畑をよく見ると、放置されている場所もあるようです。特に道志みち沿いのとある山葵畑は、まだ未舗装細道が断続していた頃からお馴染みのものでした。それが、去年は放置の雰囲気で心配していましたが、今年はもうすっかり雑草の茂る湿地と化してしまっていました。
 13:10、道の駅「どうし」着。

道の駅「どうし」着 道の駅どうしから山伏峠経由で山中湖・富士吉田へ 赤は本日の経路
「手作りキッチン」へ

 去年美味しかった「手作りキッチン」のソフトクリームを食べて、13:40、再び出発。ここのメニューには野菜ポトフもあり、是非一度チャレンジしてみようと考えています。
 道の駅の先では、昔からお馴染みの富士桜が出迎えてくれました。標高の高いこの辺り、4月中旬ぐらいが桜のタイミングが良いのでしょう。

再び出発 桜の下をゆく そろそろ集落区間も終わり 峠区間へ
意外にしつこい峠 山伏トンネル とりあえず本日の登り終了

 この区間を過ぎると、谷はぐっと狭くなり、道はぐいぐい登り始めます。沿道にはキャンプ場以外人気が無くなり、いよいよ山伏峠への峠区間です。
 山伏峠着は14:30。Fサイ夏オフの常宿、「ペンションぱうぜ」さんが事前に書き込みで教えて下さったように辺りはけっこう気温が低く、山中湖まで少し下りが続くこの先、身体は冷え切ってしまいそう。そう思ってフリースを着込む間にも、あっという間に身体は冷えてきました。
 辺りの森の木々はまだ芽吹き始め。新緑の燃えさかっていた今日の道からは、少し季節が逆行しています。見上げる空も、何となく雲っぽくなってきました。

某Fサイ関係者集団が通過 事前に一声掛けてくれればいいのになあ 平野 山中湖畔到着 そのまま北岸へ

 まだ葉の少ない透け透けの広葉樹林が広々と拡がる山中湖側では、何と富士山がたっぷりと雲で覆われてしまっています。まあこういうものは水物なので、あまり悔やんでも状況が好転する訳じゃありません。そのままちゃちゃっと平野まで下り、北岸の短絡ルートへ進みます。

さんぽペースでちょい坂も一気に通過 富士山登場 でも雲に隠れてる… 忍野方面へ

 山中湖岸も追い風に乗ってあっという間に通過。昔は辛かったちょい坂を越え、賑やかな湖畔を後に下る一方の忍野村へ向かいます。
 途中では気を抜いたせいか、ちょっとした側溝縁に乗り上げられなくて転倒。幸い自分の擦過傷だけで済みましたが、さんぽさんに水筒の水で傷口をじゃぶじゃぶ洗って戴きました(すいません)。そのおかげで、傷は翌日にはすっかり瘡蓋で塞がっていたのでした。

唐松の裏道へ 忍野村 静かな農村が続く もう下る一方

 私は忍野八海は初めてでしたが、透明度の高い水が勢い良く湧き出す有様が、何とも不思議な場所でした。もうひとつ印象的だったのは、凄い透明度の深く狭い坪のような池の中で、餌付けになってたぷんたぷんに肥満したニジマスの群れ(笑)。

突然観光客が増える 桜も一杯 忍野八海見物へ

 その後は国道138に出て、狙い定めて町中へ曲がり、15:50、富士吉田着。

富士吉田市内へ 裏道から駅へショートカット 富士吉田駅到着 輪行開始

 富士吉田では新宿行きを逃しましたが、その後大月でやって来たのは2階建てホリデー快速。歯の治療中で流動食しか食べられないさんぽさんを尻目に、私は反省飲料やらおつまみやらをぱくついていたのでした(すいません)。

記 2005.5/13

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Last Update 2006.2/16
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