2005.8/27
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参加の皆さん、1日おつきあい戴きありがとうございました&遅くまでお疲れ様でした。
けっこうオフとしてはハードな方だったと思いますが、何の滞りもなく楽しかったのは、参加者の皆さんがフォローして下さったおかげです。感謝の気持ち一杯で楽しく帰ってくることができました。
8:23、湯檜曽には全員予定どおりの電車で無事集合。自転車組み立ての間、空には暑く低い雲が張り出します。何となく水滴も感じます。が、まあ雲の動きが速いこともあり、ぎらぎら照りつけられるより曇りで涼しい方が今後の登坂には好都合でしょう。あまり深く考えずに作業を進めます。
駅のめぼしい場所には飲み水が無いので、しかたなくみんな便所SKで飲み水を補給します。が、この湯檜曽のWCの水、ネットでの評判はけっこう良かったような気もします(笑)。
その便所水も、出発してすぐの小学校でめでたく入替(た人もいました)。
粟沢で藤原湖ショートカットの名無し峠越えへ。8月も後半、狭い谷間の緑にはもう青味のニュアンスはありません。藤原トンネルを抜けて下った一畝田、県道63との合流点には9:25到着。
ふじーさんが今年の5月に来たときにはまだ無かったという物産店の安売り野菜、とくにトマトが美味しそうでした。
そのままあまり長居せずに奈良俣ダムへ。巨大な石積みダムをちらっと眺め、湯ノ小屋の温泉入口でちょっと休憩。
湯ノ小屋の少し先、照葉峡では、道がぐっと狭くなります。
紅葉シーズンより緑のボリュームは賑やか、四季折々の表情が豊かな道です。
平行する沢、渓谷に流れ込む滝、頭上にに覆い被さる木陰、涼しく快適な道が続きますが、群馬ナンバーの自家用車がちょっと多め。
紅葉シーズンでなくても、この涼しい谷間に涼みにやってくる人は多いのでしょう。
谷間から離陸するように道がぐいぐい登り始めると、緩斜面に拡がるブナ主体の広葉樹林を登るつづら折れの道になります。
道は広葉樹に囲まれてはいますが、その向こうには拡がる笹原がちらちら眺められます。今までの狭い谷間の渓谷とはまたかなりニュアンスが異なる、高原の風景です。尾瀬ヶ原の南側だけあって、尾瀬ヶ原の北側、2002年にできさんの「山椒魚OFF」で訪れた檜枝岐村の山間によく似てますねー等とファーマさんとお話しします。
沢からは離れますが、ここまで来ると大分気温が快適。陽射しが出始めるぐらいに天気は好転、多分凄ざまじく暑いであろう下界の苦しさが想像されます。いつもはこの辺り、だらだらと次第に厳しくなって切れ目のない坂がつらいのですが、今回は皆さんとおしゃべりしながらの登りで、あっという間にここまで楽に来れたという印象です。
でも時計を見ると順当に時間が過ぎていて、12:05、坤六峠着。
今日は通行量は大分少なく、静かな坤六峠です。笹原にブナの大きな木が立ち、県道がくるっと折り返す峠部分で、補給食を食べたり尾瀬へ続く鳩待峠を眺めてしばし休憩。
記 2005.8/29