2005.8/27
坤六峠・奥鬼怒林道 #1

照葉峡の谷底からから峠道へ 夏の茂みにも何となく秋の気配 間違って日付が入っちゃった RICOH GR1 GR28mm1:2.8 CTS200

湯檜曽→(県道63)粟沢→(町道)一畝田→(県道63)坤六峠
(以下#2)→(県道63)戸倉→(国道401)大清水
→(奥鬼怒林道)奥鬼怒トンネル
(以下#3)→(奥鬼怒林道)川俣温泉→(県道23)川治温泉

117km   FCYCLEへ

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 参加の皆さん、1日おつきあい戴きありがとうございました&遅くまでお疲れ様でした。
 けっこうオフとしてはハードな方だったと思いますが、何の滞りもなく楽しかったのは、参加者の皆さんがフォローして下さったおかげです。感謝の気持ち一杯で楽しく帰ってくることができました。

水上で乗換 全員集合 湯檜曽で下車 自転車組み立て完了

 8:23、湯檜曽には全員予定どおりの電車で無事集合。自転車組み立ての間、空には暑く低い雲が張り出します。何となく水滴も感じます。が、まあ雲の動きが速いこともあり、ぎらぎら照りつけられるより曇りで涼しい方が今後の登坂には好都合でしょう。あまり深く考えずに作業を進めます。
 駅のめぼしい場所には飲み水が無いので、しかたなくみんな便所SKで飲み水を補給します。が、この湯檜曽のWCの水、ネットでの評判はけっこう良かったような気もします(笑)。
 その便所水も、出発してすぐの小学校でめでたく入替(た人もいました)。

湯檜曽から一畝田経由で湯ノ小屋へ 赤は本日の経路 綱子で給水待ち
谷間を粛々と進む

 粟沢で藤原湖ショートカットの名無し峠越えへ。8月も後半、狭い谷間の緑にはもう青味のニュアンスはありません。藤原トンネルを抜けて下った一畝田、県道63との合流点には9:25到着。

名無し峠へ トンネルを抜けて藤原湖岸へ 物産店で休憩 実はワタクシが空気補給中

 ふじーさんが今年の5月に来たときにはまだ無かったという物産店の安売り野菜、とくにトマトが美味しそうでした。

久保で谷底集落へ分岐 急斜面に張り付く狭い道 でもバスも通る 緑の中の登り しばらく登りが続く 一同粛々と進む 藤原到着

 そのままあまり長居せずに奈良俣ダムへ。巨大な石積みダムをちらっと眺め、湯ノ小屋の温泉入口でちょっと休憩。

奈良俣ダムへ豪快な下り せっかく登ったのにという気もしないでもない 奈良俣ダム 巨大なロックフィルダム壁は日本一(だったかな←あやしい) 湯ノ小屋下手の洞元茶屋前で休憩 茶屋に立ち寄るわけではない(笑) ヒメギス こいつが増えると夏も後半だなあという気になる 日陰の花 名前知らず ベニハコベ これも秋の花(だったかな)

 湯ノ小屋の少し先、照葉峡では、道がぐっと狭くなります。

これからまた登り区間 湯ノ小屋から照葉峡経由で坤六峠へ 赤は本日の経路
湯ノ小屋からしばらく進むと道がぐっと狭くなる

 紅葉シーズンより緑のボリュームは賑やか、四季折々の表情が豊かな道です。

緑に包まれる谷間 のんびり団子状態 ここから更に道が狭くなる 路面は湧き水でしっとり 森が迫ってくる 谷底の緩やか登りを進む

 平行する沢、渓谷に流れ込む滝、頭上にに覆い被さる木陰、涼しく快適な道が続きますが、群馬ナンバーの自家用車がちょっと多め。

途中の林道分岐でちょっと休憩 GPSに止まってきた赤とんぼをR1Vで激マクロ ゾウムシ 再び森の道を出発 流れが涼しげ 細道くねくね

 紅葉シーズンでなくても、この涼しい谷間に涼みにやってくる人は多いのでしょう。

歩行者も多い 次第に斜度が増す こんな感じで思い思いにのんびり登る 谷底から道が離陸を始める それでもしばらく谷に沿って進む 陽差しが出てくるとなかなか暑い

 谷間から離陸するように道がぐいぐい登り始めると、緩斜面に拡がるブナ主体の広葉樹林を登るつづら折れの道になります。

高度は上がるがしばらく谷沿いの道 標高が上がってそこかしこにますます秋の気配 ちょっとキャンプ場で休憩 でも水場は無し 再び出発 照りつける陽差しはさすがに真夏 むせかえるような緑、緑

 道は広葉樹に囲まれてはいますが、その向こうには拡がる笹原がちらちら眺められます。今までの狭い谷間の渓谷とはまたかなりニュアンスが異なる、高原の風景です。尾瀬ヶ原の南側だけあって、尾瀬ヶ原の北側、2002年にできさんの「山椒魚OFF」で訪れた檜枝岐村の山間によく似てますねー等とファーマさんとお話しします。

谷間から抜けて峠への斜面に取り付く ブナが見事 ここまで来ると車は少ない

 沢からは離れますが、ここまで来ると大分気温が快適。陽射しが出始めるぐらいに天気は好転、多分凄ざまじく暑いであろう下界の苦しさが想像されます。いつもはこの辺り、だらだらと次第に厳しくなって切れ目のない坂がつらいのですが、今回は皆さんとおしゃべりしながらの登りで、あっという間にここまで楽に来れたという印象です。

峠までつづら折れカウント開始 ブナが続く 坤六峠到着

 でも時計を見ると順当に時間が過ぎていて、12:05、坤六峠着。

思い思いに小休止

 今日は通行量は大分少なく、静かな坤六峠です。笹原にブナの大きな木が立ち、県道がくるっと折り返す峠部分で、補給食を食べたり尾瀬へ続く鳩待峠を眺めてしばし休憩。

記 2005.8/29

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Last Update 2006.1/12
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