赤は本日の経路 濃い灰色は過去の経路

2005.7/17 一ノ瀬高原 #1

奥多摩→(国道411・奥多摩むかしみち)高橋
(以下#2)→(一ノ瀬林道)犬切峠
(以下#3)→(一ノ瀬林道)落合→(国道411)塩山 72km FCYCLEへ

丹波の町中 裏手のお寺で休憩

 拝島からの電車は青梅線名物「四季彩」。7:46到着の奥多摩駅には、5時川越自走出発のさんぽさんが先行到着していました。梅雨時にもかかわらず、駅前には毎度おなじみおやじハイカーがうようよ。中には夏山サイらしきMTB乗りも3人いました。
 天気は曇り。空を覆う雲はちょっと高くはありますが、不穏な灰色の雲も見え、雰囲気としては要観察というところ。この季節のツーリングには比較的気温が上がらない曇りはむしろ有り難いですが、雲行きによっては微妙な判断を要求されそう。「まあいざとなったら小菅温泉→松姫峠なんて事になっちゃうかもね」等と話しながら自転車を組み立てます。

奥多摩駅で輪行開始 早くもすっかり山の中 細道には集落が点在
国道411から分岐してむかしみち開始 短いがダートもあり

 バス輪行で丹波へ先回りをもくろむrikoさんの見送りを受け、8時過ぎ奥多摩発。ちょっと青梅街道最終コンビニで行動食を補給し、まずは檜村の分岐から奥多摩むかしみちへ。

細道は生活道路 奥多摩から奥多摩むかしみち・奥多摩湖経由で丹波方面へ 赤は本日の経路
鬱蒼とした杉林の中 国道411ははるか右上 左下には多摩川の渓谷

 ダート、ちょっと荒れ気味の舗装、道端の急斜面に張り付いた集落、そして多摩川の渓谷が入れ替わり立ち替わり断続します。杉に広葉樹、下草が鬱蒼と生い茂り頭上に覆い被さり、すっかり緑のトンネル状態。緑色の木漏れ日に路上や法面の苔もますますその雰囲気を助長します。

巨大ヤマユリに思わず停止 むっとする程の湿気だが陽差しが無いのが助かる 次第に斜度が増してくる

 森の中や時々渡る沢の空気はひんやり冷たく、山の鳥や猿らしき声、飛び回る蝶にトンボ、大きなヤマユリを初めとした花など、毎度の事ながら季節を感じさせてくれます。

ヤマユリが至る所に しかしほんとにでかい まもなく小河内ダム手前 ホタルブクロ

 小河内ダム前の分岐から中山へ。途中の谷間を見下ろす橋で休憩後、青梅街道に合流。

谷を見下ろす 国道411に合流 奥多摩湖岸到着

 湖面からの風がちょっとは涼しい奥多摩湖沿いに快調に進み、奥多摩周遊道路、小菅村方面の分岐を通過。

しばらく平坦 湖岸に道が続く 短いトンネルが多い そろそろ上流側湖岸か
小菅方面への道と分かれて丹波山方面へ 再び登り開始

 留浦の賑わいを過ぎ、次第に谷間が狭くなって再び登りが始まります。

登りが続いて渓谷を見下ろす程に 奥多摩湖岸から丹波経由でおいらん淵・一ノ瀬林道へ 赤は本日の経路
振り返れば谷間に張り付く国道411

 山奥とはいえ国道、だだっ広く大味な道が続きます。来るときには集中してやって来る自動車のせいもあり、ちょっと我慢という気分。ただ、程良い具合の曇り空で、この開けた登り区間で暑くてたまらないという事態は避けられたようです。時々谷間からの涼しい風も感じるほど。去年も思いましたが、この時間にここまでこれているからこその涼しい風でした。

谷間が狭くなってきた 保之瀬の集落を見下ろす ふなき物産店到着 毎度のわさびポイント

 登りが一段落して少し下りが続き、谷底に保之瀬の集落が登場すると、毎度のわさびポイント「ふなき物産店」。ここの生わさび、いつも安くて大きいので、毎回楽しみにしているのです。今回も\500で中程度よりやや大きめのわさびが3本から4本入り。私は\500のを買いましたが、\1000の惚れ惚れするような立派なわさびには目を奪われました。
 山葵を買ったら、店番の半井小絵さん似(S氏談)のお姉さんがどくだみ茶と梅干しをサービスしてくれました。この梅干しがまたしそ味豊かで美味しかったです。秋になったら今年の梅干しができるとのこと、これもいつか仕入れに行かないと。

丹波へ下り始める 市街地が見えてきた 丹波の町中

 保之瀬から丹波までは一気に下り。10:15、丹波の町中でrikoさんと再会。
 そのままいつものお寺の境内でちょっと一休みします。のんびりした境内は、田舎の夏休みの雰囲気が一杯で、丹波まで来るともう暑さも程良い程度。

お寺で小休止 rikoさん合流 再び出発 谷間を遡る

 丹波から先は谷底の道。谷間も一気に狭くなり、次第に登り斜度もじりじり増えてきます。

通りの良い谷間 気温が一気に下がって何とか快適 平坦に見えるがなかなか進まない それでも交通量は何とか許容範囲内 谷間をどんどん分け入る 長い谷間 次第に山が切り立ってきた 木陰も増えてきた 沢の空気が涼しい

 谷間に溢れかえるように生い茂った木々の間、渓谷をのんびり遡り、おいらん淵に着くともう一ノ瀬林道分岐です。

そろそろおいらん淵 気が付くと登り斜度が増えている つづら折れで谷間を登る国道411
のたうつ谷間 切り立つ山々 一ノ瀬林道分岐で休憩

記 2005.7/18

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Last Update 2005.12/22
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